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レポート:「第26回ATP賞テレビグランプリ2009」受賞式

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レポート:「第26回ATP賞テレビグランプリ2009」受賞式

2009年10月30日

時代に即した良質なコンテンツ製作が最大の使命
 情報・バラ統合で3部門に再編、応募過去最高135本
 総務大臣賞“海外の評価に耐えうる”が選考基準に

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 制作会社の社会的機能を高め、制作スタッフ一人ひとりの情熱や気概に応えるために、創り手である制作会社のプロデューサーやディレクターが自ら審査委員となって優れた作品を選ぶ「第26回ATP賞テレビグランプリ2009」受賞式が、10月22日に東京・六本木ヒルズハリウッドホールで盛大に開催された。昨年まではドキュメンタリー、ドラマ、情報番組、バラエティの4部門だったが、今年は「情報バラエティ部門」に統合して3部門に再編。過去最高となる135本の応募作品があり、各部門の最優秀賞から会場で投票が行われ、グランプリが選出された。このほかにも総務大臣賞、新人賞、特別賞といった各賞受賞者が会場に集まり、それぞれ表彰された。なお、今年から総務大臣賞の選考基準には、“海外での評価に耐えうる個性的な演出の作品”という項目が新たに加わっている。
 同式は日本の優れたコンテンツを一堂に会するJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)のオフィシャルイベント。
 主催は(社)全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)、後援は総務省、経済産業省、NHK、民放連。



司会は、森本智子テレビ東京アナウンサー(左)と、神田愛花NHKアナウンサー(右)。 

 
  地デジカも応援に駆けつけた。

 (※以下の画像はクリックすると拡大します)




■来賓挨拶

原 正之 総務省政策統括官(情報通信担当)             .
 総務省では、透明で公正な製作取引の実現に向けて取りまとめた向けたガイドライン(放送コンテンツの製作取引適正化に関するガイドライン)を取りまとめました。この周知徹底に努め、放送局と製作会社のより良いパートナーシップの構築を進めて行きたいと思っております。



今井 義典 NHK副会長                         .
 NHKでは番組製作会社の製作の割合をこれまで以上に拡大します。皆様とのパートナーシップをますます強固にして、日本のコンテンツ製作力を高めるプラットフォームを目指していきたい。
君和田正夫 民放連副会長(テレビ朝日会長)            .
 日本国内の狭い市場だけで勝負していくことが難しくなっていると痛感しています。世界に通用するコンテンツは私たちテレビ局だけで製作できる訳ではないので、皆様と一緒に進んでいきたいと思っています。
迫本 淳一 コ・フェスタ実行副委員長(松竹社長)           .
 ATP賞は作り手が選ぶ作り手のための賞ということで、現場を熟知されているプロデューサーやディレクターの方々が審査を行うという非常にユニークな賞と聞いています。本日受賞される方々がさらなるご活躍をされ、「コ・フェスタ」を通じて色々なネットワークを広げて頂ければと心から願っております。



■開会宣言
中尾 幸男 ATP理事長                         .
 テレビを取り巻く環境は相変わらず大変厳しい。しかし我々製作会社にとっては、どんな状況でも時代時代に即した良質なコンテンツを作ることが最大の使命ですし、作り手にとって最大の喜びであります。


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