レポート:放送・映像関連専門展示会「IMC Tokyo 2009」
2009年06月15日
(ページ2/2)
▼デジタルサイネージジャパン2009 注目を集めている、映像とネットワークによる次世代広告プラットフォームシステム「デジタルサイネージ」。国内初の専門イベントとして、各社の最新技術によるデジタルサイネージが一堂に集結した。
●NTT×NTTドコモ「モバイル透かしサイネージサービス」 NTTの動画透かし技術により、映像を携帯カメラで撮影するだけで、関連するウェブサイトをジャンプ。これに、ユーザーの行動履歴や属性に応じたサイトへの誘導や、アクセスしたユーザーの興味に合わせた広告映像への切り替えといった、NTTドコモのレコメンドシステムを組み合わせた。
●パナソニック「103インチデジタルサイネージ」 人物をそのまま等身大で表示できる画面サイズ。大型複合施設での案内板表示や、ファッションショーなどの映像を階調性豊かに大画面で放映する、注目度の高い店頭ディスプレイとして店舗を演出するなどといった用途もある。
●NEC「マルチスクリーン対応大画面46型液晶ディスプレイ」 従来は14.5mmあった画面の繋ぎ目が、わずか6.7mmの世界最細幅(46型影響ディスプレイで)に。違和感の無い表現力で、迫力ある大画面映像の構築に威力を発揮する。
●UQコミュニケーションズ「WiMAXデジタルサイネージ」 高速無線技術「WiMAX」を採用することで、フルHDなどの高画質コンテンツをリアルタイムで場所を選ばずに配信することが可能。展示では、都内3ヶ所の移動車カメラからWiMAXで生中継し、その映像を披露した。
●三菱電機「双方向電子ボード『MEETVision-i』」 店舗の広告やイベント情報などが表示された画面にタッチして、好きな情報を選択。携帯電話やICカードでタッチして、詳細情報やコンテンツ、クーポンなどを取得することもできる“双方向デジタルサイネージ”。
●デジタルアミューズ「裸眼3Dディスプレイシステム『3D Para vision』」 独自に開発した「パララックスバリア方式」の裸眼3D技術を採用することにより、臨場感あふれるクリアな飛び出し効果、120度にわたる広い視野角など、従来製品を上回るハイクオリティな3D効果を実現。独自技術の採用で大幅コストダウンも実現した。
(ページ2/2)