レポート:日本テレビ 技術展「デジテク2009」
2009年03月24日
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TVメッセンジャー =データ放送の双方向機能と独自の認証方式を基に、テレビ画面の中(データ放送部分)で、チャットが楽しめるもの。知り合い同士に限定したメンバー限定のチャットが実現できるという機能や、離れて住むおばあちゃんが今どのチャンネルを見ているかを表示できる機能、番組ゲストによるチャット書き込みと一般の方々の書き込みを同時に進行する番組ゲスト公開チャット機能などを紹介。昨年夏のワンセグプレミアムナイターで実施した「ワンセグ野球チャット」の模様も紹介。
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ネットワーク各局のキャラクター集合のワンセグゲーム企画「ご当地キャラ友情物語」(昨年夏から実施)
=日テレが独自の情報集配システムを構築したことでNNS全局から情報を集め、それをNNS全局に配ることが可能となった。これを生かしたワンセグ企画がこれ。NNS各局のキャラクターが全て登場する多数のミニゲーム。全国各地から同じコンテンツを楽しめる。
▼前記の他、
NNS30局に導入した素材伝送装置
のHD局間IP伝送システム「i‐Pass」(従来15分回線を使っただけでも数万円のコストがかかったが、これを削減する方法として開発。通常の月額数万円のIP回線を使って大幅にコスト削減と実現するもの)のようなコスト削減への取り組みや、
デジタル放送で避けることができないデジタル遅延に絡む中継技術・低遅延技術、
地デジ中継局関連の新技術(
波~助、
デジ助、
小型送信装置、
ギャップフィラー装置凸凹くん)など、多数が展示された。
主なものは以下のとおり
※画像はそれぞれクリックすると拡大します
左より、i‐Pass構成、i‐Pass説明、多様化するテレビ視聴スタイルの紹介
左より、コスト削減に向けたIP分割伝送装置、同説明、
デジタルサイネージの一種としての活用が期待されるインフォメーションタッチスクリーン
左より、緊急災害対応にむけた検討例説明とイメージ
左より、今年の箱根駅伝で使われたヘリコプター自動追尾システム・アンテナ、説明
チャンネルイレーサー 凸凹くん
左より、超低遅延ワイヤレスカメラ、同説明、中継局用IDチェッカー「波~助」
※以上の写真はそれぞれクリックすると拡大します
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