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松竹メディア事業部のWEBマガジン「PINTSCOPE(ピントスコープ)」 担当の手島氏に聞く

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松竹メディア事業部のWEBマガジン「PINTSCOPE(ピントスコープ)」 担当の手島氏に聞く

2018年07月03日

 松竹のメディア事業部が、新しいコンセプトの映画サイト「PINTSCOPE(ピントスコープ)」を4月2日に開設した。

 「ピントスコープ」は、俳優、映画関係者から、クリエーターなど様々な人が、人生の転機になった映画、影響を受けた映画などを語る“人と映画の物語”に焦点を当てた記事を掲載するWEBマガジン。


ピントスコープ.jpg
PINTSCOPE(スマートフォン版)



 数多くの媒体から多種多様なエンターテイメント情報が日々発信され、記事内容の差別化も難しくなっている今、これまでにない着眼点を持ってスタートした同サイトは、読者の心に刺さるコンテンツを提供することで、映画との新しい出会いの場の創出を目指すという。運営を担当する、松竹メディア事業部ホームエンターテイメント室商品開発課の手島麻依子宣伝プロデューサーに、「ピントスコープ」(https://www.pintscope.com/)をオープンした経緯や運営の方針を聞いた。





読者との関係作り意識


 松竹メディア事業部は、松竹映画をはじめとする映像作品のDVD、ブルーレイや配信、放映権等の販売から、小規模公開の洋画、アニメーション映画の配給などを手掛ける部署。昨年からは、エッジの効いた洋画を配給・DVD販売するレーベル「松竹エクストリーム・セレクション」を立ち上げ、『ジェーン・ドウの解剖』や『レザーフェイス-悪魔のいけにえ-』などを公開してきた。そんな中、宣伝担当の手島氏は、エンタメ市場のある変化を実感するようになってきたという。


「公開規模の限られた洋画も手掛ける中で、近年はなかなか情報がお客さんに届かないと感じるようになりました。どうやって情報を発信すれば響くのか、色々工夫し、切り口を変えたりもしましたが、そう簡単ではありません」


松竹メディア事業部・手島氏.jpg
手島氏



 多くの人がスマートフォンを使い、嗜好に合わせて様々なサイトやSNSから情報を入手している現代では、宣伝でカバーしなければならない分野も従来に比べて広範囲にわたる。当然、宣伝予算の限られた作品は、一度で響く効果的な宣伝を打つのも難しくなっているのが現状だ。


「そこで、一つ一つの作品毎に情報を届けるのではなく、あるコンセプトに共感して(サイトに)来て頂いたお客様に対して、期待に応える記事を定期的に届けることでファンになってもらい、継続的な関係性を持てる場を作りたいと思ったのが発端です」


 その思いのもと、情報を届ける場としてWEBマガジン「ピントスコープ」の企画を立案。他の映画情報サイトとの差別化も意識しながら、次のようなテーマに沿ったサイト作りを目指した。


「“誰かと映画の物語”に焦点を合わせて、映画と人との関係から生まれる情報を出していくのがコンセプトになっています。最新ニュースや、色々な視点を持ったレビュアーの方の映評などといった映画情報は世の中にたくさんありますが、映画と人の、パーソナルな物語に注目したものは、あまりないのではないかと思いました。松竹は、映画会社として“人間を描く”ものづくりの精神を持っているので、扱っているDVDの作品も必然的に人間ドラマが多いですし、人と映画の物語に着目して映画を紹介していこうと思っています」


 ピントスコープの記事のカテゴリー分けは、シンプルに「ピープル(人)」、「ライフ(生活)」、「クリエイション(創造)」の3つに絞っている。
 ピープルのカテゴリーでは、「妻夫木聡×蒼井優」対談、「三浦貴大×中川龍太郎監督」対談などが並ぶ。ライフでは、俳優の大下ヒロト、女優の山田真歩らの連載コラムなどを掲載。クリエイションでは、クリエーターの家を訪れてDVDの棚を披露してもらう「DVD棚、見せてください」のコーナーなどを載せている。



「まずはこの3つをキーワードに、色々な切り口で記事を作っています。読者のターゲット層は、男女や年齢などは定めていません。それより、読者として想定するペルソナ像(典型像)は、映画をお好きな方をベースに、向上心のある方。今よりも良い人生を歩みたいとか、もっとキャリアアップしたいというものから、今日をもうちょっと心地よく楽しく過ごしたいという日常レベルのものまで、日々を少し豊かにしたいという意欲のある方を想定しています。例えばNHK番組の『プロフェッショナル 仕事の流儀』のように、一線で活躍する人と映画の関係から、読者の刺激になるような記事、読者が『こんな映画の見方があるのか』『僕もそういう視点で観てみよう』と新たな発見ができるような、そんな興味喚起できる情報も提供していきたいですね」


続きは、文化通信ジャーナル2018年7月号に掲載。

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