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河村隆一インタビュー、アンコール遺跡ライブ大成功

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河村隆一インタビュー、アンコール遺跡ライブ大成功

2011年02月28日

河村1.jpg河村隆一の“我流”とは――
アンコール遺跡ライブ大成功
武道館ライブ100曲に挑戦

 歌手の河村隆一が今年1月、カンボジアの世界遺産、アンコール・ワット遺跡群でコンサートを開いた。マイクもスピーカーも使わず“生の音”にこだわったスペシャルコンサート。その歴史ある神聖な地に、どんな歌が唄えるか挑戦してみたかったという。夜にライトアップされた遺跡アンコール・トムをバックにしたステージは荘厳で幻想的。見事に歌い切り、日本から訪れたファンたちを魅了した。

 さらに河村は3月13日(日)の日本武道館ライブで100曲を歌いギネス記録に挑戦する。いまチャレンジ精神に溢れている。

 昨年はシングル「抱きしめて」、アルバム「Sora」をリリース。LUNA SEAの復活も話題となり、ワールドツアー含め意欲的にライブ・コンサートを敢行。今年3月にはアルバムを続々とリリースする。“走り続ける”河村隆一。アンコール遺跡でのコンサート、日本武道館ライブへの想いを聞いた。





――昨年夏BSフジの番組「我流」の収録でカンボジアを訪れて、アンコール遺跡でコンサートをやろう!と誓われました。それから半年、早くに実現しましたね。

河村 僕は比較的せっかちというか、やろうと決めたことは早く実現させないと嫌なんでしょうね。たぶん、それが数年先とかになると次の目標が出来てしまうので。アンコール遺跡を見て、そこで音を出したい、唄いたいと強く思いましたから。優秀なスタッフのおかげです。アンコール・ワット遺跡群の歴史の重みはとても感慨深く胸に残りました。かつて繁栄した都、そこで暮らし、その建築に一生を捧げた人たちの想いが込められている。煌びやかさとは違うけれども、ある意味それ以上に“豪華”。その“本物”に惹かれたんだと思います。

――コンサート前、ホテルに宿泊しているファン一人一人を訪問して挨拶されたそうですね。

河村 以前から機会があればそうしたいと思っていましたので、今回初めてファンの方々と直接お会いして挨拶ができてよかったです。カンボジアに来て頂いた皆さんのために唄いますという思いを伝えることが出来ましたし、それで僕も心の準備ができるようになりました。「ここに連れて来てくれて、ありがとう」と言って下さるファンの方が多かったことも嬉しかったですね。

――ライトアップされたアンコール・トムの遺跡をバックに荘厳で幻想的なコンサートになりました。

河村 本当に感無量です。でも最初は、対決するつもりで挑みました。もちろん、歴史ある神聖な場でコンサートを行わせて頂くという感謝の気持ちはありましたが、一方で、人々の想いが詰まったシンボルである遺跡、その歴史に向かって勝負しようと。そこで自分はどんな歌が唄えるのか。自分の歌が通用するのかと。でも、ステージに立ってすぐに気がつきました。勝負にならないんですね。向こうは微動だにしない。当然ですよね。それどころか包み込まれるようなあたたかさを感じました。それが仏教でいう慈悲の心なのかな、とも思いました。結局、西遊記にもあるように、手のひらに乗せられているような感覚で、とても心地よく唄わせて頂きました。


 河村が世界遺産の地で唄うのは今回が初めてではない。07年に薬師寺本尊開眼1310年記念コンサートに出演、09年には厳島神社でコンサートを行っている。そうした神聖な地に河村自身惹かれ、何かフィットするものがあると話す。


――ノーマイク・ノースピーカーズのコンサートは以前から行っていますね。今回のコンサートでは演奏がお客さんにしっかり届くのか、リハーサルでも苦心されていましたが。

河村 思った以上に音が広がってくれました。夜の闇が昼間目に見えていたものを隠してくれて、耳の感覚が研ぎ澄まされるのだと思います。そこには遺跡と僕たちだけが見えて、より響きを感じることが出来て喜んで頂けたのではないかと思います。


 このアンコール・トムのライブの模様は、BSフジで3月6日(日)午後1時から90分のスペシャルで「河村隆一×我流~世界遺産アンコール遺跡群 VS Ryuichi Kawamura~」として放送する。番組は、カンボジアを訪れライブを前にした河村隆一に完全密着、その素顔とあわせて送る。

 また、BSフジでは昨年12月24日東京ドームで行われたLUNA SEAのライブも3月20日(日)午後5時から2時間放送する。

BSフジ 河村隆一×我流1.jpg


武道館ライブ ファンと想い出を共有

――いよいよ日本武道館100曲ライブが近づいてきました。

河村 100曲を歌うことに自己満足するのではなく、とにかくファンの方を楽しませたいです。想い出を共有しているファンの方たちと一緒に、僕の歌のアルバムを1ページ1ページめくっていくようなライブになると思います。6時間半が「あっという間だったね」と褒め言葉を頂けるよう、内容が濃くて、飽きさせない、そんなコンサートにしたいです。


 河村は08年にソロ活動10周年の集大成として71曲ライブを日本武道館で行っている。今回はそれを上回る挑戦だ。ギネス記録への挑戦はスタッフから教えられて分かった。規定の時間内に100曲歌えばギネスに申請出来ると。6時間半の長時間を3部構成にして、3本の映画を見せるようなライブにしたいと意欲的だ。


――体力勝負という面もありますが、心掛けていることはありますか。

河村 40歳になりましたが体力の衰えは感じていませんし、筋力トレーニングはずっと続けています。歌唱については、自分はいま“第1期黄金期”にあると思っています。数年前から力みがなくなったんですね。20代の頃はやはり喉、声帯を使うことに力が入っていましたが、今はそれもとれて自然に歌えます。デビューから20年ぐらい経ちますが、ここにきてようやくですね。だからこそ、今回100曲ライブにチャレンジ出来ると思っています。


 こうしたチャレンジは、LUNA SEA時代も、96年クリスマス・イヴに「真冬の野外」と銘打ち、横浜スタジアムで雪のちらつく極寒の中、4万人を動員した野外ライブを敢行、伝説のライブとして今もファンや関係者の間で語り継がれている。98年には日本のロックバンドとして初のディズニー映画とのコラボレーションを果たし映画「ムーラン」にイメージソングを提供。99年・2000年の2度にわたり、日本のロックバンドとして初のアジアツアーも果たすなど、常に新しいことに挑戦してきた。2000年に終幕、ソロ活動になっても、それは今も続いている


――そのバイタリティはどこから来るのでしょうか。

河村 誰も見たことのない景色を見たいなと、いつも思っています。アンコール・トムも、日本武道館100曲ライブもそうです。そうした経験が出来たことは、人生においてずっと宝物になると思います。そういう経験を積んでいるからこそ、唄える歌がこれからも出てくると思っています。


 BSフジの番組タイトルにもなっている、河村隆一にとっての“我流”とは「走り続けることだ」と話す。そして「ずっと走っていたい。死ぬまで」と。それはファンにとって一番嬉しい言葉ではないだろうか。


※3月9日に初の洋楽カバーアルバム「THE VOICE」をリリースする。さらに、約10年ぶりに5人がレコーディングした、ファーストアルバム「LUNA SEA」のセルフカバーを3月16日リリース。3月30日にはライブDVDとブルーレイ3タイトル同時リリースも決定している。



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