ハピネット「ゾンビランド」、2月4日リリース
2010年12月13日
全米ゾンビ映画史上歴代興収No・1を記録した「ゾンビランド」ブルーレイ&DVD(発売元:日活/販売元:ハピネット)が、2011年2月4日(金)にリリースされる。
本作は、09年10月、全米3036館、3900スクリーンで劇場公開され、「ドーン・オブ・ザ・デッド」の興収5900万ドルを抜き、全米ゾンビ映画史上最高の7500万ドルを記録した大ヒット作品だ。日本では全国50館で公開され、興収5000万円のスマッシュヒットを記録。ゾンビ映画の枠組みにとらわれない、アクション、ロードムービー、青春ラブストーリー、爆笑パロディを盛り込んだ内容で、映画ファンから高い支持を得た。すでに3Dでの続編製作も決定し、2011年に全米公開を予定している。
ハピネット ピクチャーズユニット マーケティング部の大島貴晴氏は本作について、「ゾンビというジャンルを超えた面白さを持つ作品。これまでホラーを避けていたDVDユーザーにも楽しんでもらえるポテンシャルを持っています」と、既存のゾンビ映画とは一線を画した作品であることを強調する。「面白さがクローズアップされる一方で、俳優の認知度は少し気になっていたのですが、主演のジェシー・アイゼンバーグが話題作『ソーシャル・ネットワーク』(SPE配給/11年1月15日公開)で主役を務めたことで、キャストのネームバリューという点でもアピールできる作品になりました」と、発売に向けて追い風も吹いているようだ。
セルは、ブルーレイ(税込4935円)とDVD(税込3990円)を発売する。大島氏は「バイヤーさんからも絶賛されている作品。鉄板ジャンルのタイトルなので、ゾンビ好きのお客さんは必ず購入してくださると思いますが、そこからさらに一般ユーザーにも広げられるかがポイント。ブルーレイもかなり売れるのではと期待しています」という。レンタルDVDも同時リリースするが、「ゾンビファンの裾野を広げる、『レンタル店の救世主』になるタイトルだと考えています」と、大きな期待を寄せている。本作の監督はルーベン・フライシャー。出演はジェシーの他に、ウディ・ハレルソン、エマ・ストーン、アビゲイル・ブレスリン、ビル・マーレイ。