SPE「~THIS IS IT」、1月27日発売
2009年12月11日
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、この秋世界中で大ヒットとなった『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』を、2010年1月27日(水)に早くもブルーレイ(BD)&DVDでリリースする。
本作は日本でも素晴らしい興行を展開し、10月28日の公開から11月30日までの4週間と3日のみで、興収44億円の大ヒットを記録。先日、12月19日より日本限定で再上映されることも発表され、マイケル・ジャクソンの勢いは留まることを知らない。同社マーケティング本部ニューリリースグループの芦田健統括マネージャーはこの盛り上がりについて、「マイケルはここ数年はタブロイド誌での報道が目立っていたものの、彼が亡くなった後、様々な媒体で彼の全盛期の姿が取り上げられたことで、ファンの方は改めて彼の凄さを感じたのでしょう」と分析。『THIS IS IT』については、「限定公開という点でも話題になりましたし、リピーター率も高かった。公開後半には若い層にも浸透していきましたし、特に最終週の盛り上がりは半端じゃなかったですね」と振り返る。
BD&DVDもすでに大ヒットの予兆が表れている。11月30日の消費者告知解禁後、たった1日で1万セット限定の特製Tシャツ付き『メモリアル DVD BOX』(税込9975円)が予約完売。芦田氏は「当初5000セット限定予定だったものを、急遽1万セットに変更したのですが、あっという間でしたね。制作スケジュールの都合もあり、現在これ以上増産予定はありません」という。さらに、BDおよびDVD商品のAmazon.co.jpの初日予約数が歴代最高の3万枚を記録するなど、劇場同様、過去に例を見ない凄まじい反響を呼んでいる。
セル商品は、既に売り切れてしまったBOXの他に、DVD「デラックス・コレクターズ・エディション」(税込3990円)、DVD「コレクターズ・エディション」(税込2980円)、BD(税込4980円)を発売する。税込2980円の特価版も発売することで、普段DVDを買わない層にもアプローチを図る。また、本作でM・ジャクソン初のBD商材が発売されることで、同社にはBDに関連する問い合わせも急増しており、「まだBDの視聴環境にない人が、一気にBDに移行するキッカケとなるかもしれない」(芦田氏)と期待は大きい。72年から95年までの「ソウル・トレイン」出演時の映像を収録した初DVD『マイケル・ジャクソンINソウル・トレイン』(税込3990円)も同時リリースし、さらに盛り上げる考えだ。芦田氏は「これほど世界に影響を与えるアーティストは現存しませんし、ここまで凄い作品を手掛けられるのは最初で最後かもしれません。スタッフのモチベーションも高く、全社一丸となって取り組んでいます」とした。