GUE「沈黙の××(仮)」、10年2月3日発売
2009年11月20日
ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントは、2010年2月3日(水)にDVD&ブルーレイリリースするスティーヴン・セガール最新作「DRIVEN TO KILL(原題)」の、日本版タイトルを一般公募で決定するという前代未聞のキャンペーンを開始した。
このキャンペーンはセガール公認の下で行われるもので、応募希望者は、仮題「沈黙の××」の、「××」部分に、5文字以内の文言(漢字、片仮名、平仮名のいずれか)を当て込む。正式タイトルは発売日の2月3日に店頭及び公式サイトにて発表予定で、それまでは一般消費者はおろか、お店側にも知らされない。これまでに例を見ないユニークな戦略に、業界内外で注目を集めそうだ。
本作の宣伝を担当する百瀬潤宣伝プロデューサーはこの企画の狙いについて、「セガールの『沈黙』シリーズは、パッケージ市場で安定した実績を上げる鉄板作品です。しかし、すでに数多くの『沈黙~』作品が存在するのも事実で、本作では何か新しい試みに挑戦して、これまでの作品とは違う、一風変わったアプローチでファンの方に喜んで頂きたいと考えました」と説明する。作品を見る前にタイトルを考えなければならないだけに、ファンは頭を悩ませそうだが、「予告編をご覧になれば、作品の全体的な流れは掴めるようになっています。そこからアイデアを捻出して頂きたい」と百瀬氏。タイトル名の募集期間は11月19日から、12月10日(木)までの3週間のみ。早めに締め切る理由は、「タイトルを決定してからジャケット写真を刷るため」だという。
本作は劇場未公開作品だが、
特設サイトも開設する力の入れようだ。セガール本人からの日本語コメントや、応募希望者にとって唯一のヒントとなる予告編も、同サイトにアップされる。また、タイトルが採用された人1名に、プレイステーション3とセガール記念品をプレゼント。さらに、応募者の中から50名に「沈黙の××」オリジナルクオカードを贈るほか、抽選で1000名の名前を、『スペシャル・サンクス』として商品のジャケット内に掲載する(※希望者のみ)。ファンにとってはたまらない記念品となりそうだ。
セルDVDの価格は税込3990円、セルブルーレイは税込4935円。発売元はギャガ、販売元はジェネオン・ユニバーサル。