ディズニー「ボルト」、12月16日リリース

　ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントは、「ボルト」のDVD&ブルーレイを12月16日(水)に同時発売する。

　本作は、「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」を手掛けたジョン・ラセターが製作総指揮を務め、新生ディズニーアニメーションの第一弾として製作された話題作だ。ハリウッドのスター犬「ボルト」の活躍を描くハートウォーミング・アドベンチャーで、今年夏、全国440館で公開、興行収入20億円のスマッシュヒットを記録した。

　セル商品は、(1)DVD(税込3360円)、(2)ブルーレイ(DVD付/税込4935円)、(3)DVD+microSDセット(税込4935円)、(4)microSDカード(税込2940円)の計4種類を発売する。特に(2)ブルーレイは、ゲームや未公開シーンの映像特典が収録されているほか、本編を収録したDVDも封入されていてお買い得の商品だ。

　また、今回はワンセグ対応のケータイ等で映画を観られる「microSDカード」を発売する点にも注目が集まる。microSDカードは当初単品(4)での発売は予定しておらず、DVDとのセット(3)のみでリリースを予定していたが、同社マーケティング・宣伝マネージャーの上山勝也氏は、「ケータイショップなど、通常のDVDの販路とは違うお店さんから、microSDカードを置きたいという声が多数寄せられました。そこで急遽、単品での発売も決定しました」と説明する。新たな需要の掘り起こしに繋がる可能性もあり期待は大きい。

　宣伝展開では、そのmicroSDカードをアピールするべく、パナソニックが発売するワンセグ対応ケータイとのタイアップが決定した。電車の中吊り広告や、ディズニーランドの最寄り駅である舞浜駅、東京駅等でタイアップポスターを掲示するなどし相乗効果を狙う。また、本作のパッケージ/ポスターは、感動ストーリーの要素を強調した劇場公開時のものを変更し、ボルトのアドベンチャー作品としての面を強調したビジュアルに一新することで、新たなファンの獲得を図る。さらに、全国防犯協会連合会、JR東日本、こどもエコクラブや児童館など、キッズの目に触れる場所へのポスター掲出に注力し、ディズニー作品ファンの中心であるファミリー層に訴求していく。

※(C)Disney.