アミューズSE、DVD「おくりびと」3/18発売
2009年02月26日
アミューズソフトエンタテインメント(ASE)は、「おくりびと」DVD(発売元:セディックインターナショナル+小学館/販売元:ASE)を3月18日(水)にリリースする。
本作は、ひょんなことから遺体を棺に納める“納棺師”となった男が、仕事を通して触れた人間模様や上司の影響を受けながら成長していく姿を描いた感動作(監督:滝田洋二郎/主演:本木雅弘)。
2月25日に発表された米アカデミー賞で、見事に外国語映画賞を受賞。さらに、先週受賞式が開催された日本アカデミー賞では最優秀作品賞等最多10部門を獲得。昨年のモントリオール世界映画祭でもグランプリに輝くなど、様々な映画賞で総計61冠を獲得し、世界各国で「おくりびと」旋風が巻き起こっている。また、日本では昨年9月に全国公開され興収32億円(2月22日現在)を記録し、現在も凱旋上映が行われるなど、興行的にも大成功を収めた。
劇場公開時の客層について、同社宣伝部・成田修次長は「公開前は高い年齢層が中心になると予想していました。公開直後は実際その通りだったのですが、作品のクオリティの高さが話題となり、一気に若い層にも浸透していきました」と振り返る。また、大ヒットの要因について「作品が完成してから公開まで1年以上の期間があり、しっかりプロモーションを行うことができました。派手さはなくとも内容に力がある作品なので、10万人試写会を実施するなどして徹底的に見せ込む宣伝展開を実施。この結果口コミで評判となり“今年見逃せない”映画として広く認識され、興行の成功に繋がりましたね」という。
セルDVDは、HDマスターダイレクトによる高画質な映像を収録。特典として大ヒットロングランまでの軌跡を綴るメイキング映像、モントリオール受賞会見等を収録し、価格は税込3990円。レンタルDVDも同時リリースする。
今後の宣伝展開について成田氏は、「既に国民的な話題作として位置付けられているため、ターゲットは老若男女全ての層です。昨年9月の公開から3月の発売まで約半年間ありますが、リリース1ヵ月前に様々な映画賞で話題となり、凱旋上映も行われていることで、高い注目度を保ったままDVDの発売日を迎えることができます。今回の宣伝も、まず作品の良さを知って頂くことを念頭に置いたプロモーションを展開します」という。
■発売元:セディックインターナショナル/小学館■販売元:アミューズソフトエンタテインメント株式会社■税込価格:3990円■コピーライト(C)2008映画「おくりびと」製作委員会