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新しい才能を応援する第1弾映画『死んだ目をした少年』製作!

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新しい才能を応援する第1弾映画『死んだ目をした少年』製作!

2014年07月15日
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 文化通信社は、次世代の日本映画界を担う新しい才能を応援する第1弾映画『死んだ目をした少年』を製作する。
 作品は、「青春☆金属バット」「ライフ・イズ・デッド」も実写映画化されている、人気漫画家・古泉智浩氏の同名コミック(青林工藝舎刊)を実写映画化するもの。生きる意味を見出せないでいた思春期の少年の成長を描く、切なくて可笑しい新世代の青春エンタテインメント。8月10日、栃木県足利市内でクランクインする。





本企画の狙い:新しい才能の発掘と育成

 日本の映画産業はここ数年、ヒット作が相次ぎ、日本映画の年間興収シェアが8年連続で外国映画を上回っているが、ヒット作の大半は大手映画会社の配給作品やTV局製作の映画となっている。  
 一方で、インディペンデント系の中小映画会社は、ビデオパッケージ市場の縮小や単館系映画館の相次ぐ閉館により製作費回収の機会が減少し厳しい経営を強いられており、若手&新しい監督の発掘・育成の場が市場として成立し難くなっている。
 そこで次代の映画界を担う新しい才能の発掘と育成、多様性のある日本映画を改めて生み出していくことが映画業界の活性化につながると考え、若手スタッフ・キャストによる、挑戦的で、意欲的な新しい「映画」の製作を目指し、日本映画の新しい波、ムーヴメントを起こしていきたいと考えた。
 映画、放送、音楽を中心にエンタテインメント業界へ向けて業界紙(誌)を発行してきた文化通信社が、創業60有余年の実績を活かし、賛同者とともに取り組み、シリーズ化を目指していく。


少年の目に輝きは宿るのか!?

 物語は、とある田舎町の中学校が舞台。中学生の犬田は、同じようにクラスで目立たない存在の数宮と共に、ある日、偶然知り合った大人の女性・笛子からボクシングを教わることに。退屈な日常から抜け出したかと思えたが、そのことがきっかけでクラスの人間関係に亀裂が生じ始める。果たして少年の目に輝きは宿るのか―。


第1弾は加納隼監督を起用!

 第1弾は、昨年、オムニバス映画『ヒカリエイガ』の一篇『So-Far』を監督し高い評価を得た、28歳の加納隼監督を起用。東放学園映画専門学校出身で、短編映画『StrawberryMan』(06年)が東京シネシティフェスティバル監督賞受賞。08年に劇場用映画『星と銀河の宇宙と君と』を監督。09年に自身初となるドキュメンタリー映画『Souda Kyouto He Ikou』が第31回PFFアワードに入選。卒業後は映画のメイキングをはじめ、幅広いジャンルの映像制作に携わり、12年に短編映画『BUBBLES』も手掛けるなど、今後の活躍が期待される新しい才能。
「不良教師も、熱血教師も、放課後の接吻も出てきませんが、素敵な青春映画にしてみせます!」と意気込みを語る。


フレッシュな若手俳優をキャスティング!

 主人公・犬田には、これまで映画『おとこのこ』(10年)、『からっぽ』(13年)、『独裁者、古賀。』(同)に主演している期待の若手俳優、清水尚弥
 犬田の同級生・強美役には、新人女優の紗都希。TVドラマ、CMに加え、映画『ヨコハマ物語』(13年)、『幻肢』(14年)にも出演しているが、本作で初めて大役を射止めた。
※笛子役は近日発表予定。


挑戦的で意欲的な企画に賛同

 製作は、文化通信社の子会社である文化通信エンターテインメントほか。挑戦的で意欲的な本企画には、多くの会社が賛同。参加会社は近日正式発表予定となっている。制作プロダクションはソウルエイジ。特別協力は、東放学園映画専門学校、栃木県産業労働観光部観光交流課フィルムコミッション担当、足利市、足利市の企業ワールドステイほか。
2015年春、テアトル新宿にて公開。




■犬田文治役:清水尚弥コメント
清水尚弥(犬田).jpg素敵な原作に素敵な監督、スタッフの皆さん、キャストの皆さん…。この作品で主演をやらせて頂ける事を本当に幸せに思います。魅力的な原作のイメージを大切にしながらも、加納組全員で新たな『死んだ目をした少年』を作り上げたい。個性豊かなキャラクター達が織り成す世界観を是非、楽しんで頂きたいです。

プロフィール
1995年4月6日生まれ。  これまでに映画『おとこのこ』(10年)、『からっぽ』(13年)、『独裁者、古賀。』(13年)に主演している他、『ねこにみかん』(13年)、『あの電燈』(14年)にメインキャストとして出演。さらに、林海象監督『おじさん公園のひみつ』(08年)、金井純一監督『ペダルの行方』(09年)、中島哲也監督『告白』(10年)、天野千尋監督『フィガロの告白』などにも出演しており、次世代の日本映画界を担う期待の若手演技派俳優。弟は中島哲也監督『渇き。』(6月27日公開)に出演している清水尋也。


■五十嵐強美役:紗都希コメント
紗都希(強美).jpg今回、新人にも関わらず『死んだ目をした少年』の五十嵐強美を演じさせて頂く事になり、大変嬉しい気持ちと同時に、原作の古泉智浩先生の漫画ファンの方もとても多く、ずっしりどっしり、そのプレッシャーを感じております。
 この作品で描かれている中学生という、まだ発達段階の途中に、誰しもが抱えている思春期の葛藤やコンプレックス、人間関係が、学校という場所で混ざり混ざってゆくところ。そして、その中に存在する一人の人間をしっかり、誠意を持って演じたいと思っています。
 強美は表面上どうしても、気が強く乱暴で男っぽい性格にも見えるのですが、実は内に秘める姿はまた違うものがあり、そんな彼女を知れば知るほど魅力的な女性だなと思いました。そして彼女がこの物語の中で、犬田という一人の少年から影響をうけ、強美自身どんどんネジがぬけてるような、しまってきてるような、そんな揺れ動く感情をしっかり表現できたらと思います。不安と緊張もありますが、原作の強美に負けないぐらい強い気持ちで撮影に挑みたいと思います!!今年の夏は、とっても熱い暑い夏になりそうです。

プロフィール
1989年11月12日生まれ。 これまでに、映画『ヨコハマ物語』(13年11月公開)、テレビドラマはTBS月曜ゴールデン「警視庁心理捜査官・明日香2」、BSプレミアム「欽ちゃんの初恋」、CX「結婚しない」、CMはサントリー「BOSS」などに出演。14年には出演映画『幻肢』が公開予定。これからの活躍が期待される若手女優。


■加納隼監督プロフィール
加納隼監督.jpg1985年12月24日生まれ 東京都出身 。2006年、 東放学園映画専門学校在学中に制作した短編映画 『StrawberryMan』が東京シネシティフェスティ バル監督賞受賞。08年に劇場用映画『星と銀河の 宇宙と君と』を監督。09年に自身初となるドキュ メンタリー映画『Souda Kyouto He Ikou』が第31 回PFFアワードに入選。
卒業後、映像制作会社に所属し、映画のメイキ ング(参加作品:『人間失格』『13人の刺客』etc)をはじめ、幅広いジャンルの映像制作に携わる。12年に短編映画『BUBBLES』、13年にオムニバス映画『ヒカリエイガ』の一篇『So-Far』を監督し高い評価を得た。今後の活躍が期待される新しい才能。  本企画『死んだ目をした少年』の脚本も手掛ける。


■原作者:古泉智浩氏コメント
こんな漫画を映画化しようなんてどんな暗い男かと思ったら、加納監督はシュッとした長身のイケメンでした。人は見かけによらず内面には暗いド ロドロしたものを抱えているものなのだろう。加納監督には思う存分腕を振るっていただいて、原作を思い切り場外にかっ飛ばすような映像化を期 待しております!

プロフィール
1969年生まれ。新潟県新潟市江南区(旧・亀田町)出身。祖父は亀田製菓創業者の古泉栄治氏。新潟向陽高校卒業。専修大学文学部心理学科卒業、大学4年在籍時より中野区の施設に6年勤める。大泉月光名義で執筆した作品「でもね」で、『ヤングマガジン』ちばてつや大賞を受賞し、93年に漫画家デビュー。99年より新潟に在住。バンド活動や自主映画も制作。他の代表作は「ミルフィユ」「チェリーボーイズ」「ピンクニップル」「FAKE」。




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