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松竹、完全子会社の浅草 中映(株)を2013年2月15日吸収合併

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松竹、完全子会社の浅草 中映(株)を2013年2月15日吸収合併

2012年12月27日

 松竹は26日、完全子会社である中映(株)(代表:野口知信)を吸収合併することを決めた。合併期日は、2013年2月15日。

 中映は、映画館発祥の地、東京・浅草で浅草中映劇場など5館を運営していたが、観客減や建物の老朽化などにより今年10月で閉館していた。

 中映は1944年3月13日、映画、演芸、演劇の興行会社として発足(資本金2700万円)。松竹創業者、大谷竹二郎氏の養嗣子となった大谷博氏(現・水野家)が経営、1965年には大正館(映画、演芸場)を合併したり、常磐座を運営したり、現在遊園地の「浅草花やしき」となっている敷地に植物園(中映の子会社(株)花やしきが経営)を経営していたが、1998年に松竹が買収、100%子会社としていた。

 中映(株)の2012年2月期の決算は、売上高2億8200万円、営業利益700万円、経常利益1800万円、純利益800万円だった。

 今回の合併は、松竹を存続会社とする吸収合併方式とし、中映(株)は解散する。12月26日に正式契約を締結、2013年2月15日に正式合併する。

 松竹では、今回の合併により「商号、本店所在地、代表者、事業内容、資本金、決算期に変更はない。松竹の完全子会社との合併であるため、連結業績に与える影響もない」としている。

(取締役会長:指田 洋)

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