JCN、ひかりTVとコラボ、人気アニメ「おかしなガムボール」に挑戦!
アニメ専門チャンネルの「カートゥーン ネットワーク」(㈱ジャパン・エンターテイメント・ネットワーク、東京・中央区)は、アニメ・声優・ゲームのプロを目指す専門学校「代々木アニメーション学院」とコラボレーションし、11月24日(土)と25日(日)に「親子声優体験イベント」を代々木アニメーション学院・代々木本部校で開催した。
代々木アニメーション学院の講師と生徒たちスタッフの丁寧な指導もあって、参加した親子からは「楽しく声優体験が出来た」と大好評で盛会した。
同イベントは、カートゥーン ネットワークのオリジナル作品『おかしなガムボール』の親子声優体験を通じて親世代・子世代双方にカートゥーン ネットワーク各作品・キャラクターとのコミュニケーションの場を提供するとともに、アニメの楽しさ魅力を感じてもらうのが目的。
ケーブルテレビ局等の加入者でカートゥーン ネットワークを視聴する親子(保護者&学童)を招待するという、加入者限定で味わえる特別な体験を提供する企画だ。前回8月に初めて試みたところ好評だったことから今回開催の運びとなった。
11月24日はJCN(ジャパンケーブルネット㈱)の視聴者親子、25日は映像配信サービスのひかりTV(㈱NTTぷらら)の視聴者親子が参加した。前回8月はTCN(東京ケーブルネットワーク㈱)の視聴者親子が参加した。
台本見ながら懸命に練習する子供たち
11月24日開催の模様を取材した。午後1時、視聴者親子が集合した代々木アニメーション学院の教室で「声優体験イベント」開講式(上写真左)を開催。カートゥーン ネットワークを提供する㈱ジャパン・エンターテイメント・ネットワークの佐々木康大コンテンツ ソリューションズ部ネットワーク営業グループ マネージャーの挨拶でスタートした。
そして、参加者は2グループに分かれてアフレコの練習に入る。講師は本校の岡田純子先生(上写真右の左)と松丸元気先生(上写真右の右)がそれぞれ担当。
まずは、あいさつで発声練習。「こんにちは!」と親子全員揃って元気よく声を出す。続いて、教室に隣接するスタジオで本校生徒たちによる『おかしなガムボール』のアフレコ収録のデモンストレーションが行われ、子供たちはガラス越しに集まって、その模様を食い入るように見つめる。その後、くじ引きの抽選で『おかしなガムボール』のキャラクターの配役を決めていく。
『おかしなガムボール』は、主人公の青猫ガムボールらユニークなキャラクターたちが町や学校を舞台に繰り広げるナンセンスコメディ。仏・アヌシー国際アニメーション映画祭TVシリーズ部門グランプリ、英国アカデミー賞キッズ部門作品賞、米・アニー賞最優秀テレビアニメーション番組賞(児童部門)受賞など数々の賞を受賞している話題の英国アニメ。日本では昨年10月より放送開始し、カートゥーン ネットワークの看板番組として人気上昇中だ。
今回、これまで放送した中からエピソード「女子よりなかま!?」のアフレコに挑戦する。雲のからだを持つ女の子の「マサミ」がつい恋人がいると見栄をはってしまって…それで巻き起こる楽しい話。そのうちの5分ぐらいのシーン。前回8月の時と同じものを使用している。
岡田先生の指導のもと、台本とモニターを見ながら懸命に練習する子供たち。本校生徒のスタッフたちも子供たちの横に張りついて丁寧に教えていく。傍らのお父さん・お母さんたちも熱心に見守っている様子だ。
学院の講師と生徒たちスタッフの丁寧な指導
セリフも盛りだくさんで、テンポも早い。大人でも難しいようなシーンで、果たして出来るのかなと不安に見えるが、カートゥーン ネットワークのマーケティング担当者に聞くと「子供ってスゴイんですよ。最後にはちゃんと出来ちゃうんですよね」と感心したように話す。前回8月の時がそうで、ビックリしたそうだ。
とくに先生はじめ生徒たちスタッフの教え方が上手なんですねという。前回8月の時に参加した生徒たちは「すごく楽しかったので」と今回も協力してくれた。
何度か練習したあと、いざ本番。皆、緊張とワクワク感でスタジオに入る。皆、覚えたセリフを懸命に発して無事終了、楽しい収録となった。出来栄えも上々だ。
思い出に残る貴重な体験に
最後に、JCNの大竹俊行メディア営業部部長より子供たちひとりひとりに修了証書が手渡された。アニメの着ぐるみのキャラクター、ガムボールとダーウィンの前で全員記念撮影して終了。帰りにはお土産を受け取って、親子ともども満足した様子で解散、子供たちには思い出に残る貴重な体験となったようだ。
この模様はJCNのコミュニティチャンネルで12月29日放送する予定。
なお、来年も同イベントを開催する予定で、次回も大手ケーブルテレビ局とのコラボレーションが予定されている。(了)