SPE「ツーリスト」、7月27日発売
2011年06月16日
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップが豪華初競演した話題作「ツーリスト」のブルーレイ&DVDを7月27日(水)に発売する。
作品は、美しき水の都ベネチアで繰り広げられるサスペンス・アクション。メガホンをとったのは、ジョリー自ら指名したドイツのフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督。監督は「善き人のためのソナタ」でアカデミー外国語映画賞を受賞している。同社ホームエンタテインメントの古賀広子氏は本作について、「今回のデップはごく普通の男性を演じていますが、髭の形で顔を幅広に見せたり、体重を増やすなど、本作でもキャラクターづくりに余念がありません。運河でボートチェイスするシーンはスリリングで迫力十分。クライマックスでは大ドンデン返しが待っているので、最後まで目が離せません」と魅力を語る。日本では3月5日に劇場公開され、興収18億7000万円のスマッシュヒットとなった。
本作のセル商品は、ブルーレイとDVDの2種類のみ。注目はその価格だ。ブルーレイの価格は税込2980円、DVDの価格は税込1980円と格安に設定されている。同社が発売する新作では、〝激震プライス〟として2010年3月に発売したローランド・エメリッヒ監督のパニック大作「2012」以来の価格帯(※DVDを税込1980円発売、ブルーレイとDVDのコンボも当時では格安の税込3990円)。「2012」は前記の価格戦略が奏功し、ブルーレイ・DVDとも好セールスを記録した。古賀氏は「今回の価格設定は、キャストファンである女性に対する施策でもあります。普段ブルーレイ・DVDを買わない女性を取り込むためには、何か動機づけが必要。このスペシャルプライスでアピールできれば」と話す。
ブルーレイには、初回生産限定でオーリング(※ケース)が付く。また、特典映像として別オープニングのアニメ版や運河から見るベネチアを収録。さらに、多様なコンテンツのダウンロード等が可能な『BD‐Live』機能も搭載している。レンタルもブルーレイ・DVD同時リリース。