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今年のPFFは秋に開催!注目アワードは602作品集まる

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今年のPFFは秋に開催!注目アワードは602作品集まる

2011年05月13日

 今年の「PFF ぴあフィムフェスティバル」(主催:PFFパートナーズ)は、9月20日~30日に開催される。過去に多数の商業映画監督を輩出してきた日本最大級の自主製作映画コンクール「PFFアワード」を擁する映画祭。例年の夏から秋へ開催時期が移行された。今年も、共催の東京国立近代美術館フィルムセンター(東京都中央区京橋)が会場になる。

 今年の「PFFアワード」は、2月1日から3月31日までの募集期間に602作品の応募があった。期間中には、東日本大震災が起こったが、過去3年を上回る数が集まった。

 応募者の男女比は男性503人に対して女性99人。また、平均年齢は28.44歳で、昨年に比べ若干上がった。20代からの応募が602作品中364作品を占めた。10代は10人、30代は177人、40代は42人が応募した。最年少は13歳、最年長は58歳だった。

 都道府県別でみると、東京からの応募が307作品と最多。続いて神奈川65作品、大阪45作品だった。純粋な東京出身者は93人に留まることから、いかに映画・映像志望者が東京に集中しているかがうかがえる。なお、海外からの応募は4作品だった。

 フォーマット別では、ビデオが584作品と圧倒。フィルムは18作品で、16ミリが15本、8ミリが1本だけと減少。一方で、過去2年はなかった35ミリでの応募が2作品あった。

 応募作品の平均時間は39.29分。内訳は、11~30分が247作品、31~60分が203作品。61~90分が80作品、10分以下が42作品、91分以上が30作品。最短は3分、最長は161分の作品があった。

 PFF事務局では、既に1作品を3人の審査員が必ず最後まで観る形式で1次審査を開始。その後、1次審査会議での討議と推薦による1次通過作品を、審査員15名全員が観て入選作品を選ぶ2次審査会議を行う。入選発表は7月中旬の予定になっている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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