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『死んだ目』イベ、主題歌Charisma.com登壇

【FREE】『死んだ目』イベ、主題歌Charisma.com登壇

2015年03月03日
Charisma.com(右2人)らが登壇 Charisma.com(右2人)らが登壇

 2月21日より、東京のテアトル新宿で独占レイトショー公開中の『死んだ目をした少年』のトークイベント【とんがりヤングの日】が、2月28日の上映後に行われ、主題歌「とんがりヤング」を書き下ろした人気エレクトロラップユニットCharisma.com、監督の加納隼が登壇。司会をお笑いコンビ、アップダウンの竹森巧と阿部浩貴が務めた。

 作品は、独特のタッチとストーリー展開で根強いファンを持つ人気漫画家・古泉智浩氏の同名コミック(青林工藝舎刊)を、これからの活躍が期待される加納監督で実写映画化したもの。淡々と過ぎゆく毎日の中で、生きる意味を見出せないでいた思春期の少年の成長を描く、新世代の青春エンタテインメント。

 Charisma.comは今回、初めて映画に曲を提供。映画の世界観と見事に融合させてラストの爽快感を盛り上げている。映画を見た感想を聞かれたDJのゴンチは「実写になるとやっぱり〝目〟がインパクトあって、最初は死んでいた主人公の少年の目が、終わり頃には生き返っていたのが印象的でした」、MCいつかは「私も漫画を読んでから監督とお会いして、モヤモヤしているという話を聞いていたのですが、そのモヤモヤ感が作品にバッチリ出ていた」と語った。

 「とんがりヤング」を最初に聞いた印象を加納監督は「事前に抽象的なイメージしか伝えられてなかったのに、モヤモヤをぶっ飛ばしながらも、モヤモヤしている格好いい曲で凄いなと思った」と感謝し、いつかは「これまでは自分の中から出てきたものを曲にしていましたが、今回は漫画と脚本から感じたものをイメージし、昨年夏の撮影現場も見学しました。自分も経験したような思春期の話なので、昔を見る感じで作ることが出来た」と振り返った。

 最後に、ゴンチは「ラストにお姉さんが走り去りながら笑顔になるところにやられました」と好きなシーンを挙げ、いつかも「皆さんも2、3回見て好きになるシーンを探して欲しい」とし、加納監督は「もの凄く格好いいCharisma.comさんのライブに是非行って下さい」と締め括って、アップダウンの進行で終始笑いの絶えないトークイベントとなった。

 なお、前日の2月27日には【不良少年の日】と題したイベントも実施され、不良役を演じた福田航也、櫻井圭登、尾形駿一、野沢大悟が登壇。役作りや撮影時のエピソード、映画の感想などをトークし、女性ファンが詰め掛けた。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。

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