今年デビュー20周年を迎えた演歌歌手、岩本公水が17日、東京・台東区の浅草公会堂で20周年記念コンサートを開いた。
岩本が同所でコンサートを行うのは初めて。また、この日は故郷・秋田を皮切りに鹿児島、札幌、大阪と巡ってきた20周年記念ツアーのファイナル。念願だった作曲家、船村徹氏提供のデビュー20周年記念曲「道の駅」(1月22日発売=キングレコード)や最新カバーアルバム「うたこまち~昭和歌の語りべ~」(6月4日発売=同)の収録曲を中心に全25曲を熱唱した他、今回のコンサートのために練習した和太鼓の演奏を披露し客席を沸かせた。
岩本は20年を振り返り「歌手を離れていた時期もあったので、こうして無事20周年を迎えられたことは本当に幸せです」。また、今後の目標として趣味で続けている陶芸で自分の窯を持ち、陶芸とコラボレーションしたコンサートの開催に意欲を見せていた。