ＴＯＨＯシネマズ新宿にＩＭＡＸシアター

　ＴＯＨＯシネマズは、２０１５年４月開業の「ＴＯＨＯシネマズ新宿」（12スクリーン）にＩＭＡＸシアターを導入する。現在、国内17箇所（契約済み23箇所）に商業的なＩＭＡＸシアターがあるが、東京・山の手線内ではこの新宿が初めて。また、ＴＯＨＯシネマズにとって初のＩＭＡＸとなる。

　新宿に導入するＩＭＡＸは、日本初となる次世代型の「イマーシブ・サウンド・システム」。これは、12個の独立したチャンネルにサブ・バスを加えてグレードアップした12・１chのシステム。従来の６・１chから追加されたサイドch、新しいオーバーヘッドchにより、観客は最高水準の鑑賞環境で映画を楽しむことができる。

　両社のトップが、次のとおりコメントを出した。

▼瀬田一彦ＴＯＨＯシネマズ社長　世界中で実証されているＩＭＡＸの最高技術でもたらされた映像・音響体験のパワーを、『ＧＯＤＺＩＬＬＡ ゴジラ』や『トランスフォーマー』などでも目の当たりにしました。ＴＯＨＯシネマズの映画館の中で間違いなく一番のプレミアムシアターとなるＴＯＨＯシネマズ新宿に、最新のＩＭＡＸ設備が導入できたことで、このシネコンが新宿の新たなエンターテインメント・ホット・スポットとなる確信はさらに強くなりました。ＩＭＡＸとＴＯＨＯシネマズとのコラボレーションが、今後も、全国のより多くのお客様に喜んで頂く機会の提供に連なる今回のスタートを、心から喜んでいます。ご期待ください。

▼リチャード・Ｌ・ゲルフォンドＩＭＡＸコーポレーションＣＥＯ　今回のＴＯＨＯシネマズとの契約合意や、ＩＭＡＸシアターにおける好調な興行成績にも象徴されるように、世界第３位の巨大な映画市場を持つ日本において、私たちのビジネスは拡大し続けています。今までにおいても、特に実績を残している市場において、新規の興行会社とのパートナーシップは、さらに新しい需要を生み出してきました。この度、日本でも第１位の興行会社であるＴＯＨＯシネマズとのパートナーシップを構築できたこと、さらには新宿という象徴的な場所で新しいＩＭＡＸイマーシブ・サウンド・システムによる世界最高の臨場感を日本の皆様にご体験頂けることをとても喜ばしく思います。