第27回東京国際映画祭が23日開幕した。当日は六本木ヒルズにレッドカーペットが敷かれ、豪華ゲストが続々と練り歩いた。
なかでも、ひと際大きな歓声を浴びたのが映画祭のスペシャルアンバサダーとしてサプライズ登場した嵐の5人。トップバッターとして会場に現れ、小雨の降る六本木ヒルズのボルテージを一気に最高潮まで押し上げた。
また、後半にはコンペティション部門日本代表『紙の月』の主演・宮沢りえや、オープニング作品『ベイマックス』製作総指揮のジョン・ラセター氏、吹替えの菅野美穂、小泉孝太郎、クロージング作品『寄生獣』の山崎貴監督、染谷将太、深津絵里らが登場。ラセター氏は「『ベイマックス』はサンフランシスコと東京を合わせて作り上げた都市が舞台なので、ここはワールドプレミアに相応しい舞台」と喜びをあらわにし、山崎監督は「(『寄生獣』を)クロージングに選んで頂き光栄。映画祭を楽しんでほしい」と語った。さらに、審査員を代表してジェームズ・ガン審査委員長が挨拶し、「初めて日本に来たが、もう我が家のよう。ベストを尽くして素晴らしい映画を選びたい」と計15作品のコンペの審査に意欲を示した。
クライマックスには安倍晋三内閣総理大臣もレッドカーペットを闊歩。「(熱気が)凄いですね。今年も映画祭がスタートしたという感じ」とコメントし、『ベイマックス』『寄生獣』のゲストらと共にフォトセッションに応じた。映画祭は10月31日(金)まで、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋ほかで開催される。
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