閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

イオン調査、エンタメと言えば「映画」多数

【FREE】イオン調査、エンタメと言えば「映画」多数

2014年10月17日
 イオンエンターテイメントは、新会社誕生(2013年7月1日)から1周年を機に、エンターテイメントに関する客の意識や潜在ニーズについて、9月1~8日にインターネット上でアンケート調査を実施した。全国47都道府県の20~60代以上の男女1192人が対象。内訳は20・40・50代が各240人、30代が233人、60代以上が239人。男性591人(未婚277人、既婚314人)、女性601人(200人、401人)。

「エンターテイメント」と聞いて感じる言葉は「映画」が圧倒的1位、次いで「音楽」「楽しい」=エンターテイメントと聞いて感じる言葉を問うと、「映画」を挙げた人が4人に1人(25・3%)と最多。「音楽」(13・9%)、「楽しい」(12・5%)、「テレビ」(9・7%)、「娯楽」(9・3%)等を大きく引き離した。「わくわく」「面白い」といったイメージや、遊園地等施設名を挙げる人もいた。

エンターテイメントに使う平均金額&時間は3423円/約2・5時間=最も楽しむエンターテイメント1回に実際に使う費用と時間を問うと、費用は「千円以上2千円未満」が22・1%でトップ。時間は「2時間以上3時間未満」が4割を占めた。平均値は3423円と2・5時間。

費用:20代は「千円台」ピーク、20代以外は「4千円台」に再び増=さらに、1回に実際に使う費用を年代別に分析。20代を除く全世代で「千円台」をピークに金額が上がるにつれて回答人数が下降し、「4千円台」で再び上昇する傾向。20代は「千円台」をピークに、以降は減少する。20代が映画館等の入場料に相当する「千円台」を最も多く選ぶ一方、30代以上は「エンターテイメント施設の入場料+飲食」等プラスαの要素を加味して「4千円台」と回答したと推測される。

エンターテイメント施設に欲しいのはカフェ。レストランやATMの要望も=映画館等のエンターテイメント施設に付帯してほしいサービス施設(複数回答可)は、過半数(55・2%)が「カフェ」と回答。「レストラン」「ATM」「日帰り温泉・足湯」「子ども一時預かり所」も20%を超えた。エンターテイメント施設で過ごす前後に、リラックスできる、または時間を有効活用できる施設が注目されている。

30代女性の約7割が「カフェ」を希望=さらに、付帯を希望するサービス施設について年代・性別ごとにみると、女性は全年代で「カフェ」の回答がトップ。特に30代女性は約7割(67・5%)。男性は「カフェ」「レストラン」に続き「ATM」が挙がり、どの年代でも3位以内に入った。

家庭で楽しむエンターテイメントは「テレビ」と7割以上が回答=自宅で楽しむエンターテイメントは、72・1%が「テレビ」を選択。2位以下を大きく引き離した。そのほか「録画映画鑑賞」「録画ドラマ鑑賞」等、映画を見ることと関連性の高い項目に人気が集まった。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。