東京テアトル配給『さよなら歌舞伎町』が7日(カナダ現地時間)、現在開催中の第39回トロント国際映画祭「Contemporary World Cinema」部門でワールドプレミア上映され、上映前の舞台挨拶と上映後のQ&Aに廣木隆一監督が登壇した。
観客から監督志望の若者へのメッセージを求められると、「ほとんどないのですが…」としながらも、本作が2週間程で撮影される中、ロケバスもなく機材も持って移動、ほぼ寝ない日々が続いた現場の様子を語り、「そんなこともやってみた方がいいかな。そうしたら、いろんな映画ができる」と締めると会場から笑いが起こった。上映中も笑いが起こるなど、作品の持つあたたかさもあって非常に良い雰囲気だった。2015年1月、テアトル新宿ほかで全国順次公開。