歌謡ポップスチャンネル主催「演歌男子。LIVE~夏祭~」が8月31日、東京・原宿クエストホールで行われ、大成功に終わった。山内惠介、花園直道、川上大輔、パク・ジュニョンの4人が競演、終始黄色い歓声に包まれた。
同局初の主催ライブイベント。今年1~6月に放送、演歌・歌謡界の若手男性歌手にスポットを当てたトークバラエティ番組「演歌男子。」から生まれた。昼夜2回公演のチケットは即日完売、計700人が詰めかけた。
“夏祭” らしく浴衣姿、客席側から登場して驚かせ、4人そろっての「お祭りマンボ」で幕開け。山内「恋の手本」(VE)、花園「じょんからロック」(徳間J)、川上「言葉に出来ない男です」(WMJ)、ジュニョン「顔」(キング)など、それぞれソロで魅せたのに加え、貴重なコラボ歌唱で沸かせた。
山内と川上で「ラヴ・イズ・オーヴァー」、川上とパクで「My Heart Will Go On」と、若手同士で演歌・歌謡曲の枠だけでなく国も超えた。花園は、山内とジュニョンの楽曲に日本舞踊で加わり、観客を虜にした。
“決め台詞対決” “借り物競走” コーナーも客席を巻き込み大盛り上がり。全14曲の最後は、全員でのJITTERIN‘JINN「夏祭り」で、総立ち。若者が集う原宿を舞台に、MCを鮎貝健が務めたギャップも新鮮に映った。
最も先輩の山内は「こんなふうに若手が集まって歌うというのが今までなかったんですよね。同世代と歌える日が来るなんてすごく嬉しいですよね。だからライブも活気づくし、お互い頑張って盛り上げていこうねっていう感じになるんですよ。僕自身もすごく刺激になりました」と、ひとしお。
演歌男子。パワーで演歌・歌謡界を活性化へ。花園は「第二回、第三回目と、この『演歌男子。LIVE』がやっていけたらいいなと思っております」と期待を寄せ、川上は「また、このような素敵なライブに出ることができるよう僕自身ももっと努力して頑張っていきたいなと思います」と意気込んだ。
韓国出身のジュニョンも「こんな素晴らしい音楽をたくさんの方に聞いていただきたいと思っています。今回のライブをきっかけにもっと新しく、面白い、楽しいことが生まれるんじゃないかと感じました」と笑顔で語った。
メディアの反応も上々、フジテレビ「めざましテレビ アクア」でも取り上げられた。歌謡ポップスチャンネルは、舞台裏を含めたライブ特番を9月27日20時~21時30分放送、また今後シリーズ化を前向きに検討していくという。