閲覧中のページ:トップ > 音楽ニュース >

演歌の新星・天野涼デビューコンサート開催

【FREE】演歌の新星・天野涼デビューコンサート開催

2014年08月23日
演歌の新星・天野涼デビューコンサート開催 演歌の新星・天野涼デビューコンサート開催

 日本クラウンから8月6日にデビューシングル「上諏訪の女(ひと)」をリリースした新人男性演歌歌手、天野涼が22日、東京・品川区きゅりあん小ホールでデビューコンサートを開いた。

 天野は「浪花節だよ人生は」「南部蝉しぐれ」などのヒット曲で知られる作曲家、四方章人氏が自信を持って世に送り出す演歌の新星。1980年12月1日生まれ、埼玉県さいたま市出身。祖父の影響で幼少より昭和演歌に触れながら育つ。埼玉大学大学院を卒業後、外資系企業に就職するも歌手になる夢を諦めきれず、2010年に千葉テレビ「カラオケ大賞21」で第54代グランドチャンピオンに輝いたのを機に四方氏に師事。恵まれたルックスと、演歌はもちろん歌謡曲、ポップス、ジャズ、洋楽バラードなど幅広く歌いこなす器用さと実力を併せ持ち、さらには国立大学大学院卒という演歌歌手では異例の経歴で注目を集め、早くも多くの女性ファンを中心に支持されている。

 この日のステージは「あん時ゃどしゃ降り」(春日八郎)で幕を開け、懐かしの昭和歌謡メドレーに続いて「南部蝉しぐれ」、デビュー曲「上諏訪の女」を披露。途中、ゲストの香月らん、鶴岡睦美のステージを挟み、後半は「If we hold on together」(ダイアナ・ロス)、「糸」(中島みゆき)などを披露し、最後に再びデビュー曲「上諏訪の女」を熱唱。「デビューから2週間でこんなにたくさんの方に囲まれてコンサートをさせて頂けることに心から感謝申し上げます。『上諏訪の女』が全国で流れる日を夢見て頑張っていきます」と抱負を語った。

 デビュー曲「上諏訪の女」は、「南部蝉しぐれ」を手がけたゴールデンコンビ、四方章人(作曲)&久仁京介(作詞)による作品。この日会場に駆け付けた四方氏は「彼は辛抱強く、頑張り屋。大きく成長できるよう応援よろしくお願いします」とエールを送り、久仁氏は「聴いた後に余韻が残る歌の響きがある。こういう人はプロでもたくさんはいない」と天野の実力を称えた。


 写真は左から四方氏、天野、久仁氏。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。