「青春☆金属バット」「ライフ・イズ・デッド」も実写映画化されている、人気漫画家・古泉智浩氏の同名コミック(青林工藝舎刊)を実写映画化する『死んだ目をした少年』に、新たに元セクシー女優の高樹マリアが出演することが明らかになった。また、人気急上昇中のエレクトロラップユニット、Charisma.comが本作主題歌を提供することも決定した。
そして、物語のキーパーソンとなる、犬田にボクシングを教える大人の女性・笛子を高樹マリアが演じる。高樹は、「とてもパワーのある作品で、それぞれのキャラクターのエネルギーも濃く、完成がどうなるのか今からとても楽しみです。役柄としては、まだ手探りの状態ですが、この作品にとって良いスパイスになるように頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。
主題歌を書き下ろしで提供するCharisma.comは、2011年に結成し、Youtubeに投稿した動画が話題を呼んで、昨年7月に「アイアイシンドローム」でデビューした、MCいつかとDJゴンチによるユニット。スキルフルないつかのフロウと一度聞いたら耳から離れないエレクトロサウンド、メロディがこれまでにないジャンルを生み出しており、ポップなビジュアルとは裏腹に、独創的な言葉を巧みに利用し、毒のあるリリックで平成のゆとり世代に一石を投じる要注目のアーティスト。今回、映画『死んだ目をした少年』と彼女たちの音楽の世界観がリンクし、奇跡のコラボレーションが決定した。また音楽は、三池崇史監督作品を数多く手掛けている遠藤浩二が手掛ける。
なお本作は、文化通信社が次世代の日本映画界を担う新しい才能を応援する第1弾。本企画の主旨に賛同し、スクラムトライ、文化通信エンターテインメント、TCエンタテインメント、マイシアター、WINDほかが製作する。8月10日に栃木県足利市内でクランクイン。年内完成予定で、2015年春、テアトル新宿で公開される。