新人工藤あやの、芋煮ふるまう―歌コン決定

新人工藤あやの、芋煮ふるまう―歌コン決定

　山形出身の新人演歌歌手、工藤あやのが１４日、東京都北区の赤羽自然観察公園バーベキューサイトで「芋煮でお・も・て・な・し会」を行った。初イベントで、自ら調理した山形の郷土料理・芋煮でファンらをもてなした。

　徳間ジャパンコミュニケーションズより１月２９日発売の「さくらんぼ　恋しんぼ」でデビューした“山形のひだまり娘”１９歳。この日のために用意したもんぺ姿で「醤油やめんつゆまで全部、山形から送ってもらった」と気合いっぱい。上京した母・郁子さんに手伝ってもらい、約６０人分の芋煮を用意。「味には本当に自信がある。たらふく食ってってけろ！」と笑顔で振る舞った。

　ファンの胃袋をつかんだ後、歌を披露。デビュー曲「さくらんぼ～」など６曲を野外唱。「さくらんぼ～」を購入し当選したペア２０組４０名が、工藤の生歌とトークに沸いた。対象店舗でのシングル購入者から総数約２５０通の応募があった。

　カップリング曲「北風の詩（うた）」は、故郷の母を想った曲で、自身の母・郁子さんを見やり「自慢の母。感謝を込めて歌いたい」。母・郁子さんは涙を見せた。

　早くも３月２５日にＮＨＫ「歌謡コンサート」出演決定。４月６日の同「ＢＳにっぽんの歌」も決まった。４月１９日に山形でデビューコンサート。「感謝の気持ちを忘れず、楽しんで、ありのままで」と、笑みを絶やさず新人賞を目指す。