アンプラグド『黄金のメロディ～』７月公開

キース・リチャーズ

　アンプラグド配給『黄金のメロディ～マッスル・ショールズ～』（監督：グレッグ・フレディ・キャマリア）は７月、新宿シネマカリテ他にて全国順次ロードショー。

　本作は、ミック・ジャガー、キース・リチャーズを筆頭に、Ｕ２のボノ、アリシア・キーズ、アレサ・フランクリン、ジミー・クリフ、パーシー・スレッジ等々、数多くの一流ミュージシャンから愛され、“音楽の聖地”と呼ばれるマッスル・ショールズのスタジオとその創設者たちに迫る本格音楽ドキュメンタリー。ネイティブ・アメリカンから“歌う川”と呼ばれ、神聖な地として古来から有名だったテネシー川沿いのマッスル・ショールズ。このスタジオでレコーディングをすると、魔法の音楽が生まれるとミュージシャンたちが口を揃えて語る。そんな“マッスル・ショールズ”を生み出した男たちの人生と、聖地として君臨するまでの歴史に迫る。

　２０１３年度のグラミー賞では、「最優秀コンピレーション・サウンドトラック賞」に『レ・ミゼラブル』、『華麗なるギャツビー』等の大作映画とともにノミネートされ、また前年のグラミー賞でスティーブ・ジョブズが受賞し、過去にはウォルト・ディズニー等の世界の偉人たちが受賞した「特別功労賞」を、マッスル・ショールズの前身であるフェイムスタジオの設立者で本作出演のリック・ホールが受賞した。なお、矢野顕子が「とても観たかった『マッスル・ショールズ』というドキュメンタリー映画を観た。すごく良かった。アラバマ州にある小さな街のスタジオたち。デュアンオールマンのソロが流れて来た時、どおっと涙。音に血の流れが感じられるのさ。是非観てください」とコメントを寄せている。


画像：(C)2012 Ear Goggles Productions Ltd.