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『幕末高校生』玉木宏&石原さとみら会見

【FREE】『幕末高校生』玉木宏&石原さとみら会見

2014年03月06日
『幕末高校生』会見(左から李監督、柄本、玉木、石原、千葉) 『幕末高校生』会見(左から李監督、柄本、玉木、石原、千葉)

 7月26日(土)より公開される東映配給『幕末高校生』(製作:フジテレビ、東映、FNS27社/製作プロダクション:東映(株)京都撮影所)の完成報告会見が、5日午後東京・新宿のパークハイアット東京で行われた。当日は会見場に、幕末、実際に勝海舟を乗せて太平洋を横断した咸臨丸が再現され、李闘士男監督をはじめ映画撮影時の衣裳を着た玉木宏や石原さとみ、柄本時生、千葉雄大が作品について抱負を語った。

 『幕末高校生』は1994年にフジテレビ系で放送された同名TVドラマの映画化。「体感ヒストリー江戸時代」というものに乗って現代から勝海舟らが活躍する幕末の江戸にタイムスリップしてきた高校教師と生徒らが時代に直面するギャップをコメディ要素を盛り込んで描く歴史エンタテインメント。スタッフは、監督:李闘士男、脚本:橋部敦子、原案・協力:眉村卓(「名残の雪」)。キャストは、勝海舟役に玉木宏、勝と出会ったことで教師として成長していくヒロイン未香子に石原さとみ、西郷隆盛役に佐藤浩市、高校生役に柄本時生、川口春奈、千葉雄大。撮影は4月27日びわ湖ロケからクランクイン、東映の京都撮影所を中心に、彦根城、三井寺、好古園、南禅寺、西本願寺書院など重要文化財5カ所でロケされ、6月6日クランクアップした。

李闘士男監督 140年前くらいをさかのぼる話ですが、たしかに10年でも変わっているので、140年というのはかなり変わっていると思うんですが、本当に今の人たちとそこまで違うのかという、今の人たちと変わらない部分もあるんじゃないか、実を言うと幕末という社会情勢や環境は違うけど、当時の人は今の人と変わらないものがあるのではないかということを自分の中では撮りました。

玉木宏 今の日本につながる道を作った人だというイメージが強かったのですが、この作品の中ではすごく勝海舟も人間らしい、弱い一面だったり、頼りになるのかな?という一面も見られる役どころなので新しい勝海舟像を打ち出すことができたんじゃないかなと思っています。

石原さとみ 1年ぶりに、撮影の時と同じ衣裳を着て、ついに公開になるんだなとワクワクしています。撮影現場は京都の太秦で、時代劇の本場で、そこで現代の衣装でヒールで京都を走り回れるというのは初めての経験だったので、そのワクワク感が映画に反映されていたらなと思いました。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。