【FREE】城西国際大学学生が洋画応援の映画雑誌発行
2014年03月04日
城西国際大学メディア学部の学生が、洋画(邦画も)を応援する映画雑誌「ムービーバックパッカーズ」(MBP)の創刊号を昨年10月、創刊2号を今年2月に発行した。雑誌のタイトルは、様々な映画ファン、映画関係者との出会いを大切にしたい、 “映画への愛” を背負ってどこにでも出向くという強い思いから名づけられた。その洋画への熱い思いが注目を集めている。
創刊号では「創立100周年日活」や、東京国際映画祭・椎名保ディレクター・ジェネラルへのインタビュー、映画館訪問「早稲田松竹は学生の味方だ!」、MBP大調査「大学生は本当に映画を観ないのか?」、2号では20世紀フォックス日本代表のジェシー・リー氏や、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014の塩田時敏プログラミング・ディレクターへのインタビュー、映画館訪問「吉祥寺バウスシアター」など、映画業界誌にも負けないテーマを取り上げている。
編集長は城西国際大学メディア学部の山下宗文、編集は川野辺智らが手掛けている。監修は同大学教授の掛尾良夫氏ら。山下編集長は「洋画離れが激しい同世代の大学生に向けた」としており、洋画鑑賞の促進につながるか期待されるところ。テアトル新宿、TOHOシネマズシャンテ、ユーロスペース、新宿武蔵野館、名古屋シネマスコーレ、大阪シネ・ヌーヴォ、沖縄桜坂劇場などの主要ミニシアターと、映画を教える日本大学芸術学部、東京芸術大学、日本映画大学などで無料配布。経費は城西国際大学が全額負担。隔月発行予定で、今後はWebとの連動を目指す。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。