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松竹配給「シュアリー・サムデイ」(製作:「シュアリー・サムデイ」製作委員会=トライストーン・エンタテイメント、角川映画、フジテレビジョン、松竹、博報堂DYメディアパートナーズ、角川書店、シネマ・インヴェストメント/制作プロダクション:トライストーン・エンタテイメント)の完成記者会見が24日午前、東京・池袋のみらい館大明で行われ、小栗旬監督、小出恵介、勝地涼、鈴木亮平、ムロツヨシ、綾野剛、小西真奈美が登壇した。
同作品は、俳優・小栗旬が初監督に挑んだ青春映画。タイトルの「シュアリー・サムデイ」は造語で“いつか、きっと”の意味。小栗が10代の頃から“いつか、きっと”と温め続けた企画がついに実現した。そんな小栗のもとに、仕事やプライベートで付き合いのある俳優たちが集結。会見の出席者以外に、岡村隆史、竹中直人、妻夫木聡ら豪華キャストが顔を揃えている。プロデューサーは山本又一朗。
会見場の“みらい館大明”は5年前に閉校した小学校。現在はNPO法人が管理運営しており、映画の主舞台が学校であることから会場に決定した。この日は参院選の公示日。これに因んで、舞台上で、映画の巨大バナーに登壇者が一文字ずつ「いつか、きっ党」と書き込む一幕もあった。同日夜には、新宿ピカデリーで舞台挨拶も行われた。7月17日全国RS。
▼小栗旬監督 最高の青春映画ができたと満足している。男子のための、男子による、男子が喜ぶ映画。女子にも“男子ってバカだな”と思って見てもらえたら嬉しい。自分のやっていることが正解なのか、撮影は毎日不安で、頭が真っ白になって動けなくなる時もあった。
▼小出恵介 青春、ポップなテンポ、サスペンスなど、色々な要素が詰め込まれている。監督の普段の印象が、そのまま出ている。
▼勝地涼 誰もが一度は感じたことがある、前に進みたくても進めない気持ちが描かれ、格好悪くてもいいんだと思わせてくれる。
▼鈴木亮平 フランクな雰囲気と緊張感、役者は仲間でありライバルでもある。こういう相反する二つのものが同居する、不思議な現場だった。
▼ムロツヨシ “小栗旬初監督”ということが先に行ってしまうが、役者たちは、自分発信の意見を伝えることで小栗監督を支えた。
▼綾野剛 小栗監督は役者への愛が満ち溢れている。現場を走り回る監督の背中を見て、最後まで付いていこうと思った。
▼小西真奈美 女性が憧れる映画。輝きがあって、なんて素敵な男子たちだろう、私もこの中に入りたいと思った。