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松竹「きな子~」夏帆ら完成披露舞台挨拶

【FREE】松竹「きな子~」夏帆ら完成披露舞台挨拶

2010年06月14日
☆松竹企画・配給「きな子~見習い警察犬の物語~」(製作:「きな子~見習い警察犬の物語~」製作委員会/制作プロダクション:共同テレビジョン)の完成披露試写会が10日夜、丸の内ピカデリー2で開催。舞台挨拶には小林義則監督、キャストの夏帆、寺脇康文、戸田菜穂、平田満、広田亮平(子役)、大野百花(子役)、さらにドッグトレーナーの宮忠臣氏、出演犬のきな子、ロッタの2頭が登壇した。

▽作品は実話をベースにした、見習い警察犬と見習い訓練士の感動作。不器用な犬と未熟な人間が、信頼の絆で結ばれて本当のパートナーになっていく過程を描く。撮影は香川県オールロケを敢行。09年9月19日にクランクインし、10月31日にクランクアップ。10年1月29日に初号が完成した。8月7日より香川県内で先行公開、8月14日より全国公開される。

▼小林義則監督 初めての動物映画だが、撮影にそれほどの苦労はなかった。犬は聞き分けのない役者と同じなので、皆で協力すればなんとかなった。40日間の撮影で、思いどおりの作品ができた。

▼夏帆 これまでにない新しい役に挑戦した。演じた見習い訓練士・杏子と同じように、私もこの作品を通じて成長できた。撮影は全て、きな子を中心に回っていた。きな子と杏子のラブストーリーであり、どうしたらきな子に好きになってもらえるかと考え、エサで釣るのが一番だと分かった。

▼寺脇康文 完全ノーメイク、ヒゲも剃らずに撮影に臨み、訓練所の所長役を野性味のある、土臭い男にできた。

▼戸田菜穂 優しい気持ちを持って帰れる映画。子どもたちに沢山見てもらいたい。

▼平田満 冒頭の土砂降りのシーンは、撮影が大変だった。本物の雨が降っているところに、さらに雨を降らせての救出シーンは見事だった。

▼広田亮平 皆が頑張っていたし、犬もとても可愛い。そこに注目してほしい。

▼大野百花 何でも諦めずに頑張ることの大切さを勉強した。諦めそうになったら、きな子を思い出してほしい。

▼宮忠臣氏 いつもの映画とは違って、今回は、頭があまり良くない、格好良くない、けれども憎めない、深い印象を与える犬を選んだ。夏帆さんがきな子と常に一緒にいて、意思疎通できるように頑張った。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。