演歌歌手、渥美二郎と五月みどりが1月31日、東京・浅草公会堂でコンサートを行った。2人は、2012年10月17日に日本コロムビアよりデュエット曲「東京ナイト」を発売。昨年7月25日に日比谷公会堂で開いた初のジョイントコンサートが好評で、今回が第2弾の運びとなった。
「東京ナイト」のほか、「カチューシャの唄」をはじめとした全34曲で流行歌の歴史をなぞり、昼夜で2200人を魅了。カバーやそれぞれの代表曲、五月は故・島倉千代子さんの思い出を語り、「この世の花」も披露した。
この日のために新しい曲を多数練習し、大ベテラン・五月が「新人の様な気持ち」。また、五月は「50年やっててデュエットは初めて。照れくさくて顔を見れなかった。今でも顔を見ると歌詞を忘れちゃう」。渥美は、今年の抱負として「無理言ってデュエットさせてもらったので、一回一回ステージをやって、一般の人に歌ってもらえるようにしていきたい」と語っていた。