パラマウント『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(31日公開)のジャパンプレミアが28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、マーティン・スコセッシ監督、出演のレオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒルが出席し大変な賑わいとなった。
映画をイメージしたイエローカーペットに約200人のファンが詰めかけた。黄色の特製Tシャツや横断幕などの手作りグッズを持ったファンの姿もあり、3人は丁寧にサインをするなどファンサービスを行った。続く舞台挨拶では、満席の約640人のファンが作品名の記載された黄色いスティックバルーンを両手に持ち、会場は黄色に染まった。マスコミも約250人が集まった。
貯金ゼロから年収49億円を稼ぎ、ウォール街のウルフと呼ばれた主人公について、ディカプリオは「とても下劣なキャラクター。この人物は時代の産物だからこそ、独創的でユニークなものにしたいと思って演じた」とコメント。ディカプリオからの説得で監督を引き受けたスコセッシは「レオも私もキャラクターを自由に表現することに拘った。何でもアリなキャラクターを自由に表現することで、さらに高い演技のレベルを目指すことができた」と語った。