演歌歌手・松村和子と出光仁美が22日、「松村和子&出光仁美 このさい一緒に発表しちゃおうライブ!」を、東京・吉祥寺のスターパインズカフェで開いた。
松村は1月15日に徳間ジャパンコミュニケーションズからニューシングル「ひぐらしの宿」、出光はこの日に日本コロムビアから同「望郷小倉太鼓」をリリース。満席のファン約100人を前に、それぞれ新曲などを熱唱した。
同じ事務所の先輩後輩で、松村は出光を妹のように可愛がり、出光は松村を公私で慕っている。ジョイントライブに「とても楽しみ」(松村)、「本当にうれしい」(出光)。
松村が、80年の大ヒットデビュー曲「帰ってこいよ」から、AKB48「会いたかった」まで歌えば、出光はゴールデンボンバー「女々しくて」を披露。故・島倉千代子さんの「人生いろいろ」やSMAP「世界に一つだけの花」などをデュエット。また、2人で昨年夏から猛特訓したという「助六太鼓」のコラボ演奏初披露もあり、バラエティーに富んだ全21曲で楽しませた。
新曲について、松村は「(自分は男歌が多いが)今度の新曲はしっとりとした恋の歌でして、こういう曲を歌ってみたかった」、出光は「(故郷に近い福岡の)小倉を舞台にした作品ですが、ふるさとを離れて東京で夢を追いかけながら頑張っている主人公を歌っています。今年はこの新曲のヒットを目指して頑張っていきたい」と語った。