自主映画のための映画祭「PFF」のコンペティション部門「PFFアワード2014」の作品募集(http://pff.jp/jp/award/entry/)が、2月3日(月)~3月25日(火)まで行われる。フォーマット、上映時間、年齢など一切の制限がなく、誰でも、どんな作品でも応募可能。入選作品は、本年9月に東京で開催予定の「第36回PFF」でお披露目され、全国のPFF開催会場で上映される。
PFFが35回の映画祭を通して、100人以上のプロの映画監督を輩出してきた秘訣は真摯な作品審査にある。現在、「1作品をセレクションメンバー最低3名が、途中で止めることなく完全に見る」というルールのもと審査を実施。毎年500本を超える応募作品を、1秒も見逃すことのないように臨んでいる。また、海外映画祭への作品出品を積極的に進めている点もPFFの大きな特長の一つ。これまでに135作品を世界の264の映画祭に出品してきた。2013年の入選作『山守クリップ工場の辺り』が、バンクーバー国際映画祭でグランプリを受賞するなど、輝かしい実績も残しており、近年では海外の映画祭ディレクターやプログラマーにとって、PFFは「日本では必ずコンタクトする場所」となっている。