閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

『アイドル・イズ~』、加藤監督ら舞台挨拶

【FREE】『アイドル・イズ~』、加藤監督ら舞台挨拶

2013年11月30日
プー・ルイ(右)とヒラノノゾミ(左) プー・ルイ(右)とヒラノノゾミ(左)

 アイドルグループ「BiS」が主演する映画『アイドル・イズ・デッド‐ノンちゃんのプロパガンダ大戦争‐』の完成披露試写会が26日、シネマート六本木で行われ、BiSのプー・ルイ、ヒラノノゾミをはじめ、共演の柳英里紗、金子沙織、國武綾、大島葉子、三輪ひとみ、監督の加藤行宏が舞台挨拶した。

 同作は、音楽と映画のコラボレーション作品を集めた映画祭「MOOSIC LAB 2012」のために、加藤監督とBiSがタッグを組んで制作した映画『アイドル・イズ・デッド』の続編。前作は同映画祭で観客賞ほか数々の賞を受賞し、海外の映画祭にも出品されるなど好評を博した。

 今回の物語は、悪徳企業「ハピネス電力」が自社宣伝のためにプロデュースしているアイドル「エレクトリック★キス」がライバルとして登場。その恐るべき陰謀計画に巻き込まれながらも、傷だらけで再結成を目指すBiSのメンバーの奮闘を、ブラックユーモアたっぷりに交えて描く。

 製作はコペンハーゲンシアター+SPOTTED PRODUCTIONS+commune+つばさレコーズ。配給はSPOTTED PRODUCTIONS。上映時間84分。2014年1月11日(土)よりテアトル新宿レイトショーほか全国順次公開。

加藤行宏監督の話 「1」を観ていなくても楽しんでもらえる作品に仕上がったと思う。僕はアイドルに詳しい人間ではないが、BiSのパフォーマンス、キャラクターが魅力的に感じられた。エキストラを募集したら群馬と埼玉の境界線まで駆けつけてくれる、ファンの熱意がこもったシーンがラストに集結しているので、ぜひ観てほしい。

プー・ルイの話 不吉なタイトルどおり、どんどん、映画が公開されるごとにメンバーが辞めていってしまうので印象的な映画(笑)。今(のメンバー)はここに残っている2人だけ。ライブシーンはもちろん、元メンバーで今は一般人のミッチェル(ミチバヤシリオ)が普段とは違う姿になっていて可愛いので注目してほしい。

ヒラノノゾミの話 今回も現実とリンクするようなパラレルワールドだが、BiSを知らない方でも楽しんでもらえると思う。とりわけライブシーンが前回に引き続き、とても印象的で素敵なものになっている。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。