演歌歌手・ジェロが23日、東京・葛飾区のかつしかシンフォニーヒルズでデビュー5周年記念コンサート「七転八起」を開いた。
今回のコンサートでは、初めて着物姿で歌を披露。若者にもう一度着物を着てもらいたいとの想いのもと現代のファッションに合った新しい着物を発表している新進気鋭の着物デザイナー、斉藤上太郎氏のデザインによる、グレーと黒のシックで若者らしいデザインの着物を着てオリジナル曲「夜明けの風」(12年1月1日発売=ビクターエンタテインメント)などを歌唱。また、コンサートでは4年ぶりとなるダンスを披露した他、最新カバーアルバム「カバーズ6」(13年7月24日発売=同)から「星影のワルツ」「聖母たちのララバイ」「およげ!たいやきくん」など、アンコール2曲を含む全20曲を熱唱し、集まった約1200人のファンを魅了した。
5年を振り返り「ミュージカルやドラマ出演など歌以外の仕事をさせて頂いたり、アメリカで歌を披露したり、充実した5年間でした」と語り、「これからも好きな演歌を歌い続け、演歌の魅力をいろんな方に届けていきたいです」と今後の抱負を話していた。