歌手・石井聖子が18日、日本コロムビアより8月21日発売したカバーアルバム「When a woman loves a man ~女が男を愛するとき~」の記念ライブを東京・芝公園のライブレストラン「メロディーライン」で行った。
カバーアルバムは、2011年11月から半年間、月1回行った往年のヒット歌謡曲をカバーする「歌謡ライブ」を発端に企画されたもの。「逢いたくてしかたない」(郷ひろみ)、「恋人も濡れる街角」(中村雅俊)、「木蘭の涙」(スターダスト・レビュー)など男性ボーカルの名曲をクリアボイスでカバーして話題。
「今回のアルバムは男性のカバー曲ばかりを集めました。ファーストインプレッションで選んだ曲がほとんどで、実際、知らない曲もありました。男性の曲を女性が歌うという意外性の面白さを感じていただけているようです」。また「石井さんが男性を愛するときは?」と聞かれ、「スーツをきちんと着ている人が公園でお弁当を食べていたり、意外な側面が見えたときに愛らしいと思いますね」。
ライブでは、観客100名を前に、アルバム収録曲はもちろん、他もすべて男性アーティストのカバーを披露。往年の名曲を懐かしさと清涼感のあるヴォーカルで聴かせる内容となり、会場全体を温かい雰囲気が包んだ。
2日後が40歳のバースデー。「40代からは歌と美容と健康をリンクしていきたい。これからは生で歌声を聴いてもらえる、定期的にライブをやる機会を作っていきたい」と抱負を語った。