9月21日(土)より全国公開される、アスミック・エース配給『ウォーム・ボディーズ』が、第6回したまちコメディ映画祭の特別招待作品として上映され、14日に行われたレッドカーペットに初来日のジョナサン・レヴィン監督が、ゾンビ集団とともに登場した。上映前後には、レヴィン監督といとうせいこう氏、大場しょう太氏を交え、舞台挨拶とティーチインを行った。
レヴィン監督は、「製作中は多くの作品からインスピレーションを受けた。『ロミオとジュリエット』はもちろん、バズ・ラーマン監督の『ロミオ+ジュリエット』も観たし、『28日後…』『死霊のえじき』などのゾンビ映画や終末後の世界が描かれた作品もたくさん観て、ビジュアル面、見せ方の参考にした」とし、原作をもとに脚本を書くことについては「ゾンビの視点で、ゾンビの考えていることをいかに伝えるかが大変だった。冒頭のヴォイスオーバー(ひとり語り)のシーンだけでは、作品の世界観や人間とゾンビの関係を伝えきれなかったので、実は撮影の6ヵ月後に追撮したパートもある」などと撮影秘話を明かした。