AKB48メンバーでソロ演歌歌手の岩佐美咲が17日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で歌声を披露するとともに、かねてファンから収録曲のリクエストを募ってきた演歌・歌謡カバーアルバムの詳細を発表した。
ソロ初のアルバムは、演歌・歌謡の名曲カバー集。今年6月20日から8月10日にかけ、日本アマチュア歌謡連盟の協力を得て大々的に募集、岩佐に歌ってほしいと日本中から寄せられた応募総曲約2万曲、総タイトル約5000曲から、上位12曲を収録。タイトルは「リクエスト・カバーズ」で、徳間ジャパンコミュニケーションズ(徳間J)より11月6日リリースと決まった。
収録されるリクエスト上位12曲は、1位「赤いスイートピー」(松田聖子)、2位「時の流れに身をまかせ」(テレサ・テン)、3位「ラヴ・イズ・オーヴァー」(欧陽菲菲)、4位「涙そうそう」(夏川りみ)、5位「待つわ」(あみん)、6位「愛のままで…」(秋本順子)、7位「なごり雪」(イルカ)、8位「ハナミズキ」(一青窈)、9位「ブルー・ライト・ヨコハマ」(いしだあゆみ)、10位「北の宿から」(都はるみ)、11位「つぐない」(テレサ・テン)、12位「越冬つばめ」(森昌子)。カウントダウン形式で発表され、一曲ごとに大歓声が沸いた。
日本音楽史に輝く12曲を前に、岩佐は「たくさんの方に愛されてきた曲ばかりで、緊張します」と武者震い。それでも、テレビ番組の企画で行われたAKBのカラオケ大会で2連覇した実力者。「私の声で、当時を思い出していただいたり、あらためて良い曲だなと思っていただける、そんな1枚にしたい。楽しみにしてください」と力を込めた。「赤いスイートピー」は、番組カラオケ大会で最も歌が上手いAKBメンバーの座を勝ち取った楽曲だ。
この日は、2回のイベントで1500人に、今年1月9日に徳間Jから発売したセカンドシングル「もしも私が空に住んでいたら」などを披露。大声援を背に、きょう18日は「AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会」に挑む。