WB『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー監督、デボラ・スナイダー、チャールズ・ローブン両プロデューサー、主演ヘンリー・カビルの来日記者会見が22日午前、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われた。
同作は、すべてのヒーローの原点、スーパーマンの誕生までを描いたエンタテインメント超大作。一人の少年がどうやってスーパーマンになっていったのか。誰も知らない誕生の秘話とヒーローの全貌が明かされる。
世界43カ国でオープニング1位を獲得した。クリストファー・ノーランが製作と原案を担当。ヘンリー・カビルの他、エイミー・アダムス、マイケル・シャノン、ローレンス・フィッシュバーン、ケビン・コスナー、ダイアン・レイン、ラッセル・クロウらが出演する。8月30日(金)より新宿ピカデリー他全国RS(3D/2D)。
▼ザック・スナイダー監督 私自身スーパーマンの大ファン。ヒットするかどうかは考えず、自分自身が満足できる作品を作るために最善を尽くした。世界中の人たちが私と同じように満足してくれている。こんなに嬉しいことはない。
▼デボラ・スナイダーP スーパーマンが長い歴史の中で色褪せないのは、普遍的なテーマを持っているから。今回の映画でフォーカスしたのは、スーパーマンの人間的な部分。父や母との関係性、家族の価値観を描いた。スーパーマンの象徴である「希望」は、今こそ必要なのではないだろうか。
▼チャールズ・ローブンP スーパーマンは過去に映画化、ドラマ化もされ、とても有名キャラクター。今回は、今までとは違うスーパーマンを新しく始めようと思った。こうした意図が全ての人にわかってもらえるように、タイトルに「スーパーマン」とは入れなかった。
▼ヘンリー・カビル 完成した作品を見て、こんなに感動するとは思わなかった。これは、ザックの演出のおかげ。スーパーマンを演じた前後では、仕事でも私生活でもドラマチックな変化があった。これまでは自分で脚本を探して、オファーが来ればどんな役でも受けていたが、今では脚本が送られてきて、その中から選べるようになった。また、街で声をかけられ、スターバックスにも自由に行けなくなった(笑)。でも、こうした変化を、ポジティブに考えている。