パラマウント『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のJ.J.エイブラムス監督、出演のクリス・パイン、ザッカリー・クイント、アリス・イヴの来日記者会見が13日、東京・六本木のニコファーレで行われた。
会見は、監督だけが登場する第1ステージ、キャスト3人だけの第2ステージに分けて実施。一般から選ばれた熱烈なファンが特派員として参加した。また、インターネット上でも生中継され、ネット視聴者も盛んにコメントを書き込んだ。8月16~18日にお盆先行公開、23日より全国公開される。
▼J.J.エイブラムス監督
TVシリーズのオリジナルの精神は忘れずに、現代的な物語を作り上げた。脚本が素晴らしく、ユーモアや人間性、対立などが見事に描かれていた。また、キャストも素晴らしく、カメラを向けると、そこには生命感があふれていた。新しいキャストが参加し、特にベネディクト・カンバーバッチは悪役だったが、共感できる演技をしてくれた。この映画はスター・トレックのファンのためだけに作ったのではなく、すべての映画ファンに向けて作った。
▼クリス・パイン(カーク役)
(自分の役以外で好きなキャラクターは?との質問に対して)スポックは難しい役。内面に様々な葛藤がある。情熱や愛があるけれど、それらをすべて抑制しながら表さなければならない。そんなスポックを、ザッカリーが上手く表現していた。