ショウゲート配給『100回泣くこと』(製作:博報堂DYメディアパートナーズ+ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント+小学館+ダブ+ジェイ・ストーム+ショウゲート/製作プロダクション:ダブ)の “女子限定恋愛相談試写会” イベントが3日夜、東京・東新橋のスペースFS汐留で行われ、ヒロインを演じた桐谷美玲、フリーアナウンサーの高橋真麻、103㎏の恋愛カウンセラー羽林由鶴が登壇し、女子トークを繰り広げた。
作品は、2005年に刊行された中村航の同名ロングセラー恋愛小説(小学館刊)を実写映画化したもの。4年前のバイク事故で記憶の一部を失った主人公・藤井と、余命を宣告された恋人・佳美のあまりにも切なく美しいラブストーリー。藤井を関ジャニ∞の大倉忠義、佳美を桐谷が演じ、監督は『余命1ヶ月の花嫁』(09年)、『きいろいゾウ』(13年)などで男女の様々な愛の形を描いてきた廣木隆一が手掛けた。
さらに、二人の運命の行方を見守る家族や友人に、ともさかりえ、忍成修吾、波瑠、村上淳、宮崎美子、大杉漣ら豪華俳優陣が脇を固める。脚本には、『ソラニン』(10年)の高橋泉を迎え、原作にない新しい設定を加えることで、より一層ドラマティックな物語を創り上げ、ハワイ・オアフ島などでロケも敢行した。主題歌は、本作のために書き下ろされた関ジャニ∞の「涙の答え」(テイチクエンタテインメント)。音楽は上田禎。6月22日(土)より全国公開。
イベントでは、本作の見どころはもちろん、桐谷、高橋の悩み相談、会場の観客からの恋愛相談などに答える形で女子トークが繰り広げられた。桐谷は「何気ない感じのプロポーズがいい」と明かしつつ、自信が持てないという悩みに「自分から行動し、ちょっとだけ勇気を出してみる」「妄想で疑似恋愛して女子力を高めておく」などと答え、羽林の恋愛カウンセリングには「なるほどー!」と感心しきりで、女子会は大いに盛り上がった。
本作について桐谷は、「一生懸命作った作品なので、皆さんに観てもらえて嬉しい。佳美は感情の波が沢山あり、そこについていくのが難しかったけど、監督と話し合いながら少しずつ役を作っていった。一つの思いを貫き通す姿は理想的で、二人が日々過ごしている日常の幸せを感じられるように丁寧に演じた。大切な人や友だち同士で観て欲しい」とアピールした。