『ウィザード』『キョウリュウジャー』会見

左より白石、陣内、竜星

　夏のヒーロー映画２本立て『劇場版 仮面ライダーウィザード ｉｎ マジックランド』『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック』（配給：東映）の製作発表記者会見が３日、東京ドームシティ シアターＧロッソで行われ、監督・キャスト計18名が出席した。

　『仮面ライダーウィザード』の舞台は魔法の国。科学ではなく、魔法によって発達した世界で、ウィザードが最強の「金色の魔法使い」と激闘を繰り広げる。一方、恐竜のパワーを得て戦う『キョウリュウジャー』は、戦隊シリーズ史上初となるミュージカル仕立てで、スクリーン狭しと歌い、踊る。製作委員会は東映、テレビ朝日、東映アニメーション、東映ビデオ、アサツー・ディ・ケイ、東映エージエンシー、バンダイ。８月３日（土）より全国ロードショー。

　会見は、はじめに東映の鈴木武幸専務取締役テレビ営業部門担当が登壇し、「01年にスタートした『仮面ライダー』『スーパー戦隊』夏の２本立ても今年で13年目。『キョウリュウジャー』は明るく楽しいヒーローを目指し、音楽をふんだんに散りばめ、子供たちの大好きな恐竜と一緒に戦う人気のヒーロー。『仮面ライダーウィザード』はマジックランドを舞台に、華麗な魔法のショータイムとなる。今年も熱い戦いにご期待ください」と挨拶。その後、第一部として「キョウリュウジャー」の坂本浩一監督、出演の竜星涼、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久、今野鮎莉、丸山敦史、中村静香、桃瀬美咲、佃井皆美が会見を行い、続く第二部として「仮面ライダーウィザード」の中澤祥次郎監督、出演の白石隼也、奥仲麻琴、永瀬匡、戸塚純貴、高山侑子、忍成修吾、陣内孝則が会見を行った。

▼坂本浩一監督の話　（戦隊の上映時間）30分の中で沢山のイベントがある。福井県立恐竜博物館でのロケに加え、６００名のエキストラが一丸となったダンスのシーンも見どころ。

▼竜星涼（キョウリュウレッド役）の話　劇中に８曲も音楽が流れ、僕たちも歌っている。ダンスシーンの振付はパパイヤ鈴木さんが考えてくれた。

▼中澤祥次郎監督の話　見所は全部。スタッフ・キャストが一丸となって、お客さんを素敵な魔法にかけるべく努力してきた。

▼白石隼也（ウィザード役）の話　ＴＶドラマの敵は魔法を使わないが、今回は金色の魔法使いを相手にした魔法対決が見どころ。