昨年6月にリリースした9枚目のシングル「約束」(UM/EMI Records Japan)がロッグヒットの兆しを見せている演歌歌手、森山愛子が12日、東京・港区の草月ホールで「デビュー10周年『約束』ヒット感謝祭コンサート」を実施。2004年のデビュー曲「おんな節」や「約束」などオリジナル曲の他、日本でもお馴染みの韓国歌謡、昭和の名曲のカバーなど全21曲を披露し集まった500人の観客を魅了した。
森山は10年を振り返り「アントニオ猪木さん(=森山愛子の名付け親)のビンタで闘魂を注入していただいたデビューから、あっと言う間に10周年を迎えた気がします。悩むこともあって、途中で歌を辞めようと思った時期もありましたが、無事に今日という日を迎えることができて、今は新たなスタートラインに立った気持ちです」。今後の目標については「これからは闘魂に、色気や艶を加えて『魅せる歌手』を目指していきたいと思います」と話していた。
この日は母の日で森山の母も来場。「会場には母も来ていたので、ファンの皆さんへの感謝と一緒に、ありがとうの気持ちを伝えたいと思って歌いました」。