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プレシディオ、『ジャッキー~』10億円目標

【FREE】プレシディオ、『ジャッキー~』10億円目標

2013年04月19日
 プレシディオ配給『ジャッキー・コーガン』が、4月26日(金)より全国200館規模で公開される。ブラッド・ピットが殺し屋を演じるGWの注目作。同社にとっては、過去最大規模で公開し、興収目標10億円を掲げる勝負作だ。南野修一宣伝部長に聞いた。

――宣伝のコンセプトは。

「ブラッド・ピットというアイコンを、どれだけフィーチャーできるか。本作で久々にカッコいいブラピがスクリーンに帰ってくる。やはりブラピと言えば『セブン』という声が圧倒的。本作は『セブン』の系譜に連なる。 “皆さんの求めるブラピが、ここにいる” というスタンスで、 “最もワルで、最もセクシーなブラピ” を徹底的に押した」

――パブリシティを、レオ・エンタープライズが担当している。

「過去に例のない大きな構えで宣伝を仕掛けようと決め、パブはレオさんにお願いしようというのが何よりも最初にあった。レオさんと組むのは初だが、大作の宣伝に慣れていて、ブラピの過去作も手掛けている。メジャーの王道を行く宣伝を依頼し、ブラピの来日は叶わなかったが、来日も含めた宣伝プランを組んで、当たり前のことを当たり前にやってもらった」

 ――タイアップも、大きめのものが続々決まっている。

「タイアップもパブと同じ考え方で、これまでの当社にはない大きな仕掛けを狙った。その一つが、コンビニとの大型タイアップ。ローソン、宝島社の女性2誌『Sweet』『InRed』とコラボした。当社はローソン店舗での露出獲得、ローソンは新規事業の開拓や雑誌コーナーの充実という課題がそれぞれあり、そこに宝島社にも参加してもらい、タイアップが成立した。2誌の特集記事を読んだ人にオンライン試写会を抽選でプレゼント、ローソン全国1万店舗の雑誌コーナーなどで映画メインビジュアルの露出、渋谷の街頭ビジョンで予告編放映などを行った」

――インシアター宣伝にも力を入れている。

「TOHOシネマズの『1ミニッツ』という企画を利用した。1ミニッツは、配給会社が1分間の予告編の枠を購入するもの。希望する上映作品の本編に自社作品の予告編1分をアタッチできる。4月に入れば予告編はかかるだろうが、2~3月の早い段階でお金を投じてでも映画館で映像を流したかった。そこで、ターゲットの近い『アウトロー』と『ダイ・ハード ラスト・デイ』の2作品にアタッチし、31館で合計28万人の観客が『ジャッキー・コーガン』の予告編を早期に見たことになる。狙った層に向けて訴求でき、1ミニッツ実施中には前売券の販売枚数も伸びた」

※全文は、インタビューコーナーに本日アップ。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。