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放送界、8月第2週(7日~13日)の動き

【FREE】放送界、8月第2週(7日~13日)の動き

2006年08月16日
 今年も鎮魂の祈りに包まれた季節を迎えて、小泉総理の靖国参拝を巡り様々な議論。ロンドンから米国に向う旅客機を爆破!という計画が水際で食い止める未遂事件が発覚、夏休み期間で海外旅行者ならずとも肝を冷やすニュースが世界を駆け巡った。甲子園で夏の高校野球が熱戦を繰り広げられ、プロ野球ナイターはいよいよ影が薄くなって、先週は地上波から生中継が消えた。

〈7日〉
 テレ東の四半期IR説明会で純利益は予定どおり減収したが売上は予想どおり好調で計画を上回る上方修正へ。BS‐iはNTTドコモに親と子が楽しく学べるキッズ向け携帯公式サイトをオープン、auとボーダフォンは9月上旬予定。

〈8日〉
 博報堂DYHは連結子会社の読売広告、大広が中国上海に合弁で新会社を07年1月設立を発表。BS朝日は番組接触率調査の広告会社説明会で「民放BSをほぼ毎日見る人」が4割超の高い結果を示した。日テレはドコモと4月設立した新会社の第1号投資に「デスノート」のテレビアニメを決定。サーバー型放送運用規定作成プロジェクトは07年度実用化へ「サーバー型放送技術資料」をまとめ公開。東映アニメは50周年記念事業として8月から順次、自社所有のコンテンツを利用の本格的なVODサービスに乗り出すと発表。

〈9日〉
 TBSはリクルートのモバイルサイトと連携し情報検索の試行サービス「遊BOO⇔学BOO」のサービスを開始。

〈10日〉
 ビデオリサーチは東阪名における1~6月の「テレビ広告出稿」を発表、関東は微増も関西・名古屋は微減でタレントCM量では仲間由紀恵が1位。電通の1~6月「上期マス4媒体」広告量は、テレビ番組CMの好調が続き6期連続の増加。ラジオは4期連続減少。総務省は今年も放送分野における「メディア・リテラシー教材」の開発に役立てる案件を広く募集。

〈11日〉
 民放連の06年度夏「CMのCMキャンペーン」第2弾・3タイプが加盟133社でオンエアを開始。竹中総務相はTBS井上社長にニュース番組の中で無関係の安倍官房長官の写真を流した問題で厳重注意。フジのワンセグにNECが主催女子ゴルフトーナメントの選手やボールの位置など情報を配信サービス。ジュピターVODがソニー・ピクチャーズEとビデオ・オン・デマンのライセンス契約。

〈12日〉
 JSATの通信衛星JCSAT‐10が打上げられ予定の軌道での飛行を確認、運用中のJCSAT‐3号機の後継機になる。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。