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放送界、9月第1週(4日~10日)の動き

【FREE】放送界、9月第1週(4日~10日)の動き

2006年09月12日
 皇室に待望の親王が誕生。この秋篠宮妃紀子さま男の子を出産の慶事に日本中がわきかえり、TV各局も早朝から特番報道で対応した。海外メディアも速報で伝え、政府が進めていた皇室典範の改正論議は見送られる方向。証券取引法違反事件で起訴されたライブドア前社長・堀江貴文被告の裁判がスタート、放送界にもかかわるホリエモン事件はどんな裁きを受けるのか、初公判の罪状認否では起訴事実を全面的に否認し、無罪を主張したが、年内に結審し来春の判決に注目が集まる。プロ野球実行委員会が来季から両リーグが試合数を統一し、同じ形式のプレーオフ制を導入することを正式決定。人気回復にどう反映するか。

〈4日〉
 総務省情報通信政策部会で新たに「映像国際放送の在り方」の検討委員会を設置。フジが外部発注番組の公正化でホームページに「テレビ番組制作会社の皆様へ」を立ち上げ。日テレは08年度の新卒採用からコンテンツを創る優秀な人材の確保で「新総合職制度」を採用。TFMとNTTコムはインターネット配信で「香り通信」と音楽をセットしたプログラムを10月開始。

〈5日〉
 総務省がデジタル化後のVHF/UHF帯有効利用で提案のあった必要周波数帯幅は6~8倍の競争率と発表。QR会見で新社屋の移転に伴う四谷旧社屋の開発プランに賃貸マンション(B1・F7)の建設を決定。ピクセラはデジタルラジオ・ワンセグ・FMの3波受信可能のモバイル受信機を9月中旬発売。Jスポーツは8月末で視聴可能世帯が700万世帯を突破、この大台乗せはキッズステーションに次ぐ2番目。USENがギャオで20世紀フォックスの映画・ドラマ・アニメ放送開始を発表。

〈6日〉
 NHK会長会見で受信料の拒否・保留件数は7月末で累計115万2千件で微減も道半ばという状況。TBS石川編成局長が10月期の会見で「朝ズバッ!」好推移を背にフジを追撃する体制が整いつつある。電通は地域ブランドを開発するプロジェクト「アビック」を立ち上げサービスを開始。

〈7日〉
 WOWOW会見でスカパーへの番組提供について中期ビジョンに基づくもので軸足はBSデジタル放送を強調。テレ東の新春ワイド時代劇「忠臣蔵 瑤泉院の陰謀」(脚本ジェームズ三木、主演稲森いずみ)発表。JFNが全国規模で展開する音楽プロジェクト「FMフェスティバル」の概要を発表。

〈8日〉
 NHKは08年の大河ドラマ「篤姫(あつひめ)」(脚本田渕久美子)の主役に大河最年少の宮﨑あおいを発表。TFMはNTTのテレビ電話サービスを活用したコンテンツ提供の新規事業を立ち上げ。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。