今年デビュー50年目を迎える演歌歌手、藤野とし恵が東京・浅草を舞台にした新曲「浅草情話」(50周年記念作品/3月20日発売=テイチクエンタテインメント)発売日の20日、浅草の老舗レコード店「ヨーロー堂」で歌唱イベントを実施した。
浅草は、藤野の父で浪曲師、木村重友氏の活動の場のひとつで、藤野が小さい頃から慣れ親しんできた大好きな町。また、デビュー当時から応援してくれていた故・長良じゅん氏(長良グループ会長)がこよなく愛した町であることから、50周年記念作品の題材に相応しいとして記念曲に決定した。
イベントでは新曲を含む全4曲を披露。演歌歌手、山川豊も駆けつけ新曲のカップリングに収録されているデュエット曲「恋の浅草ものがたり」を2人の息の合った歌唱で披露。集まったファン100名を喜ばせた。
藤野は「今、浅草はスカイツリーなどの影響で観光客が増え、人力車の数も増えていると聞いています。そんな元気な浅草から私自身元気をもらいたいし、この曲が浅草を益々元気にさせられるように頑張ります。今回、山川さんと並ばせて頂いて幸せです。良い50周年を過ごせそうです」。
山川は「デュエットは10年ぶり。歌(「恋の浅草ものがたり」)を聞けば浅草の名所、名物がわかるので是非多くの人に聞いてもらい浅草に来てほしい」と話していた。