『チチを撮りに』、埼玉凱旋・大宮初日挨拶

　デジタルＳＫＩＰステーション配給『チチを撮りに』の凱旋上映初日舞台挨拶が２日、埼玉県さいたま市のワーナー・マイカル・シネマズ大宮で行われ、中野量太監督、出演の柳英里紗、松原菜野花、渡辺真起子が上映後に登壇した。

　中野監督は、「作った自信はあったが、観てもらえる確信はなかった。劇場公開をさせるプロジェクトがある『ＳＫＩＰシティ国際Ｄシネマ映画祭２０１２』に狙って出品して、ＳＫＩＰシティＤシネマプロジェクトに選んでもらって、劇場公開し、やっと恩返しが出来た」と喜びを語った。そして、「この３人（柳、松原、渡辺）に出会えて、多くの方に支えてもらって出来たという実感がある。埼玉県に見つけてもらえてここに帰って来れたので、ようやく義務を果たせた。ここ大宮で一大ムーブメントが起きて欲しい。ありがとうございます」と締め括った。上映中の本作は、満席立ち見が続いた新宿武蔵野館で４月からアンコール上映が決定している。