ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給『オズ はじまりの戦い』のジャパンプレミアが20日、東京の六本木ヒルズアリーナで開催され、サム・ライミ監督、キャストのジェームズ・フランコ、レイチェル・ワイズらが登壇した。
作品は、作家ライマン・フランク・ボームによる不朽の名作「オズの魔法使い」の前日談をディズニーが完全映画化したアクション・ファンタジー。不思議な “魔法の国” に迷い込んだ一人の男が〈偉大なるオズ〉となるまでの数奇な運命を、美しき魔女たちとの壮大なる戦いによって描き出す “オズ誕生” の物語。
イベントは “魔法の国” の住人が音楽に合わせて華麗なダンスを披露してオープニングを飾り、魔女に扮した山崎静代(しずちゃん)、同じく “魔女” に扮したあき竹城が車に乗って登場すると、歓声とその姿のインパクトにどよめきが起こった。そして、ライミ監督、レイチェル、フランコが次々と車で到着。会場に集まったファンの興奮は頂点に。5人が約1時間をかけ、グリーン・カーペットを歩いた後、映画にインスパイアされ、 “オズと魔女の戦い” をイメージしたダンスパフォーマンスがスタート。世界で活躍するダンサー・振付師の仲宗根梨乃が演出と出演する本格的ダンスパフォーマンスの幕開けと同時に、会場は「オズ」の世界へと一変。悲しげな “陶器の少女” と “緑の魔女” (仲宗根)が登場し、オズの兵士VS魔女が率いる軍団とのファンタジーバトルが繰り広げられた。そして、ライミ監督、フランコ、レイチェルの3名もステージ上に登壇、しずちゃん、あきもダンスに加わり、会場は大いに盛り上がった。3月8日(金)より3D・2D全国公開。
▼J・フランコ
少年の頃、原作の大ファンだった。その頃に触発されていたイマジネーションを思い出した。超大作でありながら、核はヒューマン作品。
▼R・ワイズ
今日は温かく迎え入れてくれてありがとう! この映画はとてもマジカルな作品。私たち自身も楽しんで撮ったので、是非皆さんも楽しんで欲しい。
▼S・ライミ監督
日本に来られて本当に嬉しい。東京という美しい地とアーティスティックな街で、皆さんとこの作品を分かちあえることに感激している。